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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第7章 失態
香菜side
はぁ・・・。
私はミーティングルームの床に座り込み、大きな段ボールを眺め・・・。
まだ・・・。
2箱しか終わってない。
ため息をつくと・・・。
床に置きっぱなしの携帯が鳴る。
????
「・・・もしもし??・・・」
『あ、・・・(笑)(笑)モーさん・・・。』
・・・・・・。
宮君・・・。
疲れ切った体が・・なんか一気に癒される気がするな。
「ど・・どうしたの???今日相田君行ってるでしょ???」
私がそう言うと・・・。
『いや、・・明日入荷予定のサンプル品なんですが、伝票がまだ上がっていないので何かあったかな??って・・・。』
す・・・鋭い・・・。
「あ、・・・ごめんなさいッ・・・あの~・・・。」
ギュッと太ももの上で拳を握って・・・。
「あのね・・・私が・・・ミスをしたの・・・。それで出荷が遅れてて・・・。」
『いやいや(笑)遅れてるのは良いんだけどさ~・・・』
???????
『モーさん大丈夫??相田さんがこっちに来てるって事はモーさん1人だよね???』
宮君・・・。
私は・・・下を向いて目を擦った。
「ん・・うん・・(笑)大丈夫ッ!!・・・ごめんね、有楽町お客様にご案内とかってした???顧客様とかに明日入荷するって・・お伝えしちゃったよね???」
『ん~・・・(笑)ちょっとね、でももし間に合わないなら俺からお詫びのおご連絡するし・・・・。』