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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第10章 30代最後の誕生日
相田side
ギャーギャーギャーギャーうるせーーな・・・。
香菜の手を引っ張って改札を抜けると・・・・。
香菜は俺の横に来て・・・。
「ねぇ、なんで手繋ぐの???」
・・・・・・(笑)
何で???
とか普通聞く????
黙ってりゃそこそこ可愛い顔してんのに・・・本当ウザい。
「繋ぐのになんか理由ある??」
俺が言うと、
「だっ・・・だって・・・何もない二人が手なんか繋がないじゃんッ!!!」
「じゃぁ、何かある事にする???(笑)ほらっ!!早く行くぞッ!!!」
駅のホームに上がって香菜と繋いでいる手をジャケットのポケットに入れると・・・。
「なんか最近相田君変ッ・・・すっごい触ってくる・・・。」
・・・・・・。
別に意味なんかないんだけど???
「お前嫌がらないじゃん(笑)だったらいいだろ???」
「だから理由を聞いてんじゃんッ!!!」
あーーーうるせー・・・(笑)
電車が来て、俺には嬉しい結構な混み具合。
この時間に混んでるってスゲーな。
一緒に混んでる電車に乗り込み・・・。
香菜を自分の前に立たせ背中に手を回した。