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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第2章 口悪大魔王と私の過去
私は慌ててオフィス内の流し台に行きダイヤの指輪を洗った。
なんなの~ッ?????
ムッカつく!!!
ゴシゴシ洗ってると・・・直ぐ後ろに人の気配。
「おい、・・・お前マジで結婚すんの???」
・・・・・。
「しますよっ!!私だってもう33ですよ???」
すると、
「何てプロポーズしたの???(笑)」
はっ?!
プロポーズ・・・したっ?!
されたじゃなくってしたッ?!
勢いよく振り返ると・・・。
うっ・・・。
意外と近い。
直ぐ真後ろに重なるように体を屈め私の指輪を覗いてくる相田君。
「ちょっと・・・近いし・・・。てかプロポーズしてないし!!されたのッ!!!」
ったく・・・。
何で私からしなきゃいけないんだっつ――――の!!!!
相田君は真顔でジーーっと指輪を見ながら・・・・。
「何てされたの??ってか何カラッと???そのダイヤ・・・。」
知らねぇしッ!!!!
「聞いてどうすんですかッ???相田君も早く結婚すりゃいいじゃんッ!!!」
手を拭き振り返らず言った・・・。