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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第21章 すれ違いと嫉妬
相田side
普段歩くのメチャクチャ遅いくせにッ!!なんでこんな時はちょこまか歩くんだアイツッ!!!!
駅前の人ごみの中をちょこまか歩く香菜を追いかけ・・・。
やっとのことでッ!!!!
グイッと肩を掴むと・・・。
「きゃぁっ・・・」
って~・・・。
まるでひったくりにあうかのような声出すんじゃねぇッ!!!!!
慌てた香菜は持ってた鞄を落としそうになるが・・・俺がそれを阻止ッ!!!
「そんな声出されるとオジサン悲しいんだけど???」
そう言って鞄を渡すと・・・・。
香菜は鞄を肩にかけ・・・。
「いきなり後ろから掴むから・・・・」
そう言って髪を直しまた歩き出した。
「なぁっ、・・・ちょっと話しよう???」
香菜を追いながら話しかけると・・・・。
「もーいい!!別に怒ってないッ」
怒ってるだろぉッ?????
「怒ってんじゃん!!思いっきり顔怒ってるしッ!!!」
香菜の前に立って行く手を塞いで言った。
香菜は周りを見て・・・・。
「はぁ・・・、もう別に怒ってない・・・。でも相田君が嘘をついてきたのが嫌だなって不信感を持ってる!!!」
・・・・・・・。