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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第30章 全ての終わり




香菜~・・・。


ごめんね、


俺・・・。


さっき相田さんからラインが来てたんだ。


その内容を言えない俺は~・・・・。


共犯だな。


・・・・・・・。


部屋を出て俺も帽子をかぶって香菜のバックを持ったままマンションのエレベーターに向かった。


「ね・・・宮君・・・あの~・・・・」


(笑)


俺は香菜の方を見て・・・。


「なーに???(笑)」


・・・・・・・。


ノーメイクに近い・・・香菜の顔。



行きたいとこってどこ????



そんなの無いくせに(笑)



香菜の頭に手を置き、エレベーターのボタンを押すと・・・・。



「私・・・会社辞めようかな・・・家も引っ越しして・・・新しい生活を始めようかな・・・。」


・・・・・・。


「別にそれもいいとは思うけど・・・・。」


・・・・・・。


「勿体ないよ(笑)・・・香菜は今の仕事好きなんだろ????」


勿体ない。


相田さんと離れるために会社を辞めるなんて。


それに・・・。


「俺が寂しい・・・・。」


香菜が居るから頑張れる・・・逢えるから頑張れる・・・そう思って来たのに・・・。





俺が寂しすぎるよ。




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