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パパとナナとモモちゃん
第3章 モモちゃんとパパ
リビングを覗く。
人の気配はない。
もしかして、お風呂?
お風呂を覗く。
誰もいない。
いるわけないか……。
よし、1階はオールクリアー。
ナナから本部へ、ナナこれより2階に向かいます!
階段の手すりを掴みながら、ゆっくり上る。
途中まで上ってきたとき、微かに声が聞こえた。
『ああっ……』
本部! 女の子の声です!
メーデー! メーデー!
本部、緊急事態です!
頭の中で赤い回転灯が回り、サイレンが響きわたった。
あちゃー、マジですか?
モモちゃんの声だよね?
ママじゃないよね?
ママだとしてもかなりショックだけど。
身体が自然と低くなる。
臨戦態勢。
階段上り切ったら、もうホフク前進状態。
パパの部屋、ドアわずかに開いてました。
『あんっ……』
やっぱりパパの部屋から聞こえる。
もう、ドアぐらい閉めとけよ……。
ナナ、これより目標に接近します。
腹ばいになって進んでいった。
うまく進めない。
多分、他の人があたしを見たら“貞子”に見えるに違いない。
やっとドアの隙間の前まで到着。
「あ、あんっ!」
今度は大きな声。
心臓バクバク。
腹ばいの姿勢のままで部屋の中を覗いた。
人の気配はない。
もしかして、お風呂?
お風呂を覗く。
誰もいない。
いるわけないか……。
よし、1階はオールクリアー。
ナナから本部へ、ナナこれより2階に向かいます!
階段の手すりを掴みながら、ゆっくり上る。
途中まで上ってきたとき、微かに声が聞こえた。
『ああっ……』
本部! 女の子の声です!
メーデー! メーデー!
本部、緊急事態です!
頭の中で赤い回転灯が回り、サイレンが響きわたった。
あちゃー、マジですか?
モモちゃんの声だよね?
ママじゃないよね?
ママだとしてもかなりショックだけど。
身体が自然と低くなる。
臨戦態勢。
階段上り切ったら、もうホフク前進状態。
パパの部屋、ドアわずかに開いてました。
『あんっ……』
やっぱりパパの部屋から聞こえる。
もう、ドアぐらい閉めとけよ……。
ナナ、これより目標に接近します。
腹ばいになって進んでいった。
うまく進めない。
多分、他の人があたしを見たら“貞子”に見えるに違いない。
やっとドアの隙間の前まで到着。
「あ、あんっ!」
今度は大きな声。
心臓バクバク。
腹ばいの姿勢のままで部屋の中を覗いた。