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第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と

理志の耳たぶを口に含むと、ヌロヌロと舐めた。
シャツの上から理志の乳首を探る。
二つの突起を見つけて、同時に指先でカリ・・・・・とかいた。

「・・・・・・・っ」

理志の身体がピクリと反応する。

「ほんとにくすぐったいだけですか・・・・・・？」

芙実は耳を舌で愛撫しながら乳首を指で優しく刺激した。

カリ・・・・・カリ・・・・・・・

理志が声を我慢するかのように吐息をもらした。

理志の下半身が固くなったペニスが太ももの裏にあったっている。
興奮していることが嬉しかった。

「・・・・・みんながブラック樫野さんって言ってたけど、エロに対しても攻撃的になるね。ブラック芙実ちゃんはどうすると現れるの？」
「余裕がなくなると現れます。でも、これでも抑えてます」
「そう？じゃあ、抑えないとどんなことするの？」
「わからない・・・・・・・したいことはいっぱいあるけど・・・・・。でもとりあえずは理志さんのおっぱいめちゃくちゃに舐めてみたい」
「・・・・・・・・」

芙実は指で理志の乳首をスリスリと撫で回したり、ツンと弾いたりした。

「お仕事頑張るから、ご褒美ください・・・・・」

芙実は理志の耳元で囁いた。

「わかった・・・・・・。でも今日は我慢して。また今度ゆっくりできる時に」
「好きにしていい？」
「うん・・・・・・」

恥ずかしそうに頷く理志がたまらなく可愛いらしかった。

「どうしよう・・・・・！理志さんが可愛くて、はぁはぁしちゃう・・・・・！」
「心の中の声、漏れてるけど」

理志は苦笑して芙実のシャツに手を差し入れた。すでに固くなっている芙実の乳首をクリクリと摘む。

お互いの乳首を刺激し合いながらねっとりとキスをする。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・んん・・・・・・」

芙実は興奮が高まって歯止めが効かなくなる。
どうにでもなれという気持ちになって、欲望そのままを理志に告げた。

「理志さん・・・・・・これ、しゃぶってもいい？」

理志の股間に手を伸ばして摩りながら尋ねた。
理志は目を細めて芙実を見た。

「・・・・・・いいよ。でも、オナニーしながらやって」

芙実は一瞬、戸惑いを見せたが、もう今からやめられそうになかった。