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第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と

芙実は頷くと、理志の前でストッキングとショーツを脱いだ。
寒くて身をふるわせるが、身体の芯は火照って、疼いている。

ファスナーを下ろして理志のペニスを取り出す。
ブルンとそそり立ったそれが顔を出す。
芙実は唾を口内に溜めて、舌を潤すと、竿をゆっくりと舐めあげた。

理志の身体がわずかに震えた。

芙実は理志を見上げて尋ねた。

「寒いですか？」
「大丈夫」

芙実はたっぷりの唾液で竿をヌルヌルにすると、左手でしごきながら袋に舌を這わせ、口に含むと舌で転がすように舐めた。

レロレロレロ・・・・・・ニュルニュル・・・・・・・

「・・・・・・・・ッ！」

理志が芙実の頭を掴む。下半身に力が入って、気持ちいいことが伝わってくる。

（理志さんの・・・・・・美味しい・・・・・・・）

しゃぶっているうちにどんどん理志が愛しくなってきて、もっともっと気持ちよくしたいと思う。

芙実は亀頭をゆっくりと口にふくんでいく。
指はぬるぬるに濡れて、捻りながら上下させてしごく。
舌をべっとりと裏筋にあてて少し強めに吸いながら亀頭を出し入れする。

芙実は自分の右手をしゃがんで露になっている割れ目へと移動させた。

クチュ・・・・・・

理志にフェラチオしながら、とんでもなく濡れていた。
中指と薬指を出し入れすると、チュポチュポと音が立った。

理志を見上げると、芙実を蔑むような冷たい視線のように見えて、その奥で欲望が燃え盛っているのが見えた。

（あっ・・・・・・！久しぶりすぎて、気持ちいい・・・・・・！）

芙実は指を抜いてトロりとした愛液をまとった指先でクリトリスをクリクリと弄った。

「ふ・・・・・、うぅッ！あ・・・・・・ん・・・・・・・ッ！」

理志のペニスを口内に感じながらオナニーする。
理志と目を合わせながら快楽を貪る。理志の息も上がってきて、ペニスが何度かピクンと反応する。

もっと見下してというマゾ気質と、もっと虐めてやりたいというサド気質が入り乱れていた。

興奮して両方の手の動きが荒々しくなってくる。

芙実は再び中に指を入れてGスポットを手の動きをすぐにマックスにして刺激した。

（あッ！あッ！イクイクイク・・・・・・・ッ！）

芙実は咄嗟にペニスから口を外し、絶頂を迎えて体を硬直させた。

「はぁッ！はぁッ！はぁッ！」