この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女ざかりの恋の音色は
第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と
「俺がどんどん好きになっちゃって。彼氏とうまくいってないみたいな話聞いた時にね。ちょっと強引に。俺と付き合おうよ、みたいな」
「・・・・・・・・」
「すごく悩んでたけど、俺の押しに負けて、まあ、付き合い始めて・・・・・。でもさ、なんかやっぱり彼氏のこと忘れられないみたいで、俺と一緒にいてもあんまり笑わないのよ。俺、この子の笑ってるとこ好きだったのに、笑わない子にしちゃったの俺かーみたいな。俺じゃダメなんだなってわかって。俺からやっぱりやめようって言った」

芙実はまるでそのシーンを見ているかのような気分になって、切なくなってしまった。

「・・・・・彼女さんは、元カレさんに戻ったんでしょうか?」
「さー?どうだろうね。別れてからその子がすぐバイトやめちゃったから、その後は知らない。戻ってたらいいけど。一応言ったよ。俺が諦めるからには、絶対幸せになってって。」

遠くを見つめてそう言う理志の横顔は、理志が今も彼女の幸せを願っていることが伺えた。

不思議とその彼女に対する嫉妬心は沸かなかった。
きっと理志の初恋なのだ。その甘く切ない恋心は、純粋な恋愛だと想像できるからかもしれない。純粋なものは美しく尊い。

理志は目線を芙実に戻して微笑んだ。

「その後は、ほんと、短い付き合いがちらほらで。もう大学卒業する頃は女の子面倒になっちゃって。セックスとかさ。もういいやって。前戯めんどくせーみたいな。すぐに突っ込んで終わりで許されないでしょ?一人でやるので十分だわーって」
「飽きるの早くないですか・・・・・?」
「飽きるっていうか・・・・・。入れたいとか思うよ?でも挿入までがとにかく面倒なんだよ。で、まあ・・・・・社会人になってからも同じ感じ。今日、あなたが見たあの人ね。同期でずっと友達だったんだけど、酔った勢いでそうなっちゃって。サバサバした感じの子だったから、まあ、ラクに付き合えるかと思ったんだけど、やっぱり友達と彼氏彼女じゃ全然違うよね。同じ会社だから色々目につくじゃない。嫉妬とか、ちょっと俺と温度差ありすぎて、半年しないで別れたかな。その後は普通にまた友達に戻って」

理志の手がうつ伏せになった芙実の腰をなで始める。
そのままお尻へと移動して、割れ目に指が届きそうな場所でお尻をムニムニと揉んだ。

/288ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ