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女ざかりの恋の音色は
第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と
芙実は観念してカットソーをわずかにおろして乳首を隠した。
薄い生地はぴったりと芙実の胸に張り付いて、くっきりと勃起した乳首が浮き上がった。

「こうして・・・・・薄い布越しでスリスリするのが気持ちいいです・・・・・」
「へ~そうなんだ。直接触るより?」
「はい・・・・・。なんか、感度が増す気がします・・・・・」
「やってみて」
「・・・・・・・・」

芙実は両方の薬指の腹で布越しにくるくると先端を撫でた。

「・・・・・・んっ」

乳首の周りを撫でたり、乳首の上をくるくると撫でたり、指で弾くのも色々な角度から弾く。
薬指と小指を交互に使って愛撫する。

「どうして薬指と小指なの?」
「・・・・・・他の指だと、つい強くしちゃうので・・・・・」
「ソフトタッチがいいんだ」
「はい・・・・・・」
「俺に片方させて」

理志が左胸の方の乳首を薬指でスリスリする。
芙実が自分でやるよりもずっと優しく触れられて、気持ちよさに思わず上半身を反らす。

「ぁ・・・・・・ッ!」

スリスリスリ・・・・・・

右胸の乳首を自分の指で、左胸の乳首を理志の指がソフトに撫で、ツンと優しく弾く。

「あっ・・・・・理志さんの指、気持ちいい・・・・・・ッ」
「芙実、昼間だけど、声おさえて。あまり大きいと聞こえちゃう」

理志が小指をクイクイと動かしてコリコリになった乳首を弾く。

(あぁ・・・・・ッッ!気持ちいい・・・・・ッッ!)

日々の開発のおかげで乳首の感度が増している。
理志の手の動きに合わせてクリトリスと膣の奥がキュンキュンと反応する。

「乳首でイけそう?」
「・・・・・・それが・・・・・あと一歩という感じなんですけど・・・・・」
「そう。じゃあ、それは家に帰ってからゆっくりしようか」

理志は芙実に乳首を弄り続けるように言って、自分は芙実のタイツの中に手を入れてお尻をふにふにと揉んだ。
芙実は理志の反応をじっと動かずに待つ。

「・・・・・あー!」
「・・・・・・・・」

理志が驚いた声をあげて芙実を見た。
芙実は恥ずかしそうに理志を見上げる。

「Tバック履いてる・・・・・・」

理志はすぐさまキュロットとタイツを脱がせた。

「さ、理志さん・・・・・・!」

いくらテントの中とはいえ、すぐそこを人々が往来しているところで下半身を露出する心もとなさに芙実は慌てた。
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