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女ざかりの恋の音色は
第12章 【番外編】くもり空と秋晴れの空と
(あーーん!イきそう!あ!すごい気持ちいいよお!あーだめだめ・・・・・ッ!すごいの・・・・・きちゃう・・・・・・ッ!!ーーーーーーッッ!)

芙実は声を上げないようにするための僅かな理性を残して、本能の赴くまま快楽を貪った。
絶頂がすぐそこに見えた。
芙実は理志にしがみついて、叫び声を上げないように理志の肩に唇をおしつけた。

「んーーーーーッッ!!」

風船が破裂するように膨れ上がった悦びが爆発する。

ビクン!ビクン!ビクン!!

絶頂を向かえ、全身が激しく上下して跳ねた後、理志が射精すると共に奥へ一突きした。そこで更にエクスタシーが訪れて、芙実の腰は壊れた機械みたいにガクガクガク!と痙攣した。

理志はぐったりと横たわった。
芙実も折り重なってはぁはぁと全身で息をするが、まだ膣の奥が余韻でジンジンしている。
理志のペニスを感じて、思わず動かしてまた軽く達してしまう。

「あッ・・・・・・・」
「だめだめ。ゴム外れちゃうよ」
「ご、ごめんなさい・・・・・!でも、動いちゃう・・・・・・!」
「こんなんじゃ、芙実の場合、まだまだイキ足りないよなぁ」
「・・・・・そ、そんなことないです」
「そう?」

理志がにやにやしながらズル・・・・・とペニスを引き出す。
正直に言えば、まだまだしたかった。それでもここにはセックスをしに来たわけではないのだと自分に言い聞かせる。もうライブが始まってしまった。
芙実は急いで新しい下着を取り出して履き替えようとした。
淡いグリーンにピンクのリボンがついたTバックと、白いレースの普通のショーツを手にして悩む。

「Tバック、一択でしょ」
「・・・・・・・」

理志が芙実の手元を覗き込んで言った。

「今日は別に、下着のラインが気になる服装でもないですし、普通のにしようかな・・・・・」
「いやいや、俺に見せるために履いてるんでしょ?」

理志がTバックを手にして広げ、芙実に履いてと催促する。
芙実は立ち上がって、足を通した。
理志がスルスルと持ち上げて、Tバックを履かせるとそのままお尻を両手でもみもみと揉んだ。
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