この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女ざかりの恋の音色は
第13章 【番外編 完結】眩い光りの中で
「二人で大丈夫かな・・・・・!?」
芙実は心配になって二人が出ていった扉を見つめた。
「大丈夫よ。理志さん、全然動じてなかったじゃない。すごくしっかりした人ね」
嬉しそうにカップを片付ける母を見て芙実は恐る恐る尋ねた。
「・・・・・・お母さん、どうだった?」
「理志さんのこと?まさかあんな男前連れてくると思わなかったからびっくりしたわよ!でも、中身も素敵な人ね。ちゃんと芙実のことわかって、好きになってくれたのね」
「・・・・・・・・」
「・・・・・良かったね。良い人に出会えて」
母の優しい笑顔に泣きそうになる。
「さ!食事の支度しましょう!今日は張り切ってたくさん作るわよ~」
芙実はとりあえず山場を終えたのだと、安堵のため息をついた。
二階の様子が気になるが、きっと音楽の話で盛り上がってるに違いない。二人の距離を縮めてくれるであろう音楽に心から感謝した。
芙実は心配になって二人が出ていった扉を見つめた。
「大丈夫よ。理志さん、全然動じてなかったじゃない。すごくしっかりした人ね」
嬉しそうにカップを片付ける母を見て芙実は恐る恐る尋ねた。
「・・・・・・お母さん、どうだった?」
「理志さんのこと?まさかあんな男前連れてくると思わなかったからびっくりしたわよ!でも、中身も素敵な人ね。ちゃんと芙実のことわかって、好きになってくれたのね」
「・・・・・・・・」
「・・・・・良かったね。良い人に出会えて」
母の優しい笑顔に泣きそうになる。
「さ!食事の支度しましょう!今日は張り切ってたくさん作るわよ~」
芙実はとりあえず山場を終えたのだと、安堵のため息をついた。
二階の様子が気になるが、きっと音楽の話で盛り上がってるに違いない。二人の距離を縮めてくれるであろう音楽に心から感謝した。