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女ざかりの恋の音色は
第13章 【番外編  完結】眩い光りの中で
軽いキスじゃなく、欲情している時の荒々しいキスだった。

「は・・・・・・・ぁ・・・・・・・ンン・・・・・・・・」

理志は指先で芙実の首筋を何度も撫で上げる。
芙実は理志の胸を強く押しのけた。

「ま、待ってください・・・・・・!まだ・・・・・・その、‘嫁モード’の状態で、なんていうか・・・・・・・まだ切り替えが・・・・・・・」
「早く切り替えてよ」
「理志さんのようにすぐに切り替えられません・・・・・・・!」
「ふーん?」

理志が向かい合って手を伸ばし、芙実の両手を手に取る。
もう一度顔を寄せてキスする。
手の甲を親指で撫でながらゆっくり舌で芙実の舌を愛撫する。
理志のキスはいつもスマートだ。舌の動きがいちいち官能をくすぐる。
理志は親指の腹で優しくスリスリと芙実の小指を撫でる。
ぞわぞわしたものが小指から腕全体に広がる。

「・・・・・・・・・っ」

舌の動きが徐々に速まる。理志の指が手首の内側を撫で始めると、芙実はすっかり欲情していた。

「・・・・・・なんか、芙実が言ってたこと、少しわかった気がする」
「え・・・・・・・?」
「結婚すると‘恋人’じゃなくなるとかなんとか言ってたじゃない」
「あぁ・・・・・・・。はい・・・・・・・」

理志が芙実の下唇を舌先でなぞる。
その色っぽさにドキドキして目を伏せる。



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