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女ざかりの恋の音色は
第13章 【番外編  完結】眩い光りの中で
「それに、芙実が自分を見失うくらい俺のこと好きだってわかって、嬉しい」

理志が茶化すように言って、芙実はムっとした。

「ひ、酷いです・・・・・・!バカにして・・・・・・!」
「バカにしてないよ。感覚的に、俺の方がいつも芙実に振り向いてほしくて追いかけてる感じするから」
「何言ってるんですか・・・・・・?そんなの、私の方が大好きに決まってるじゃないですか・・・・・・」

理志は何も言わずに、優しい眼差しを芙実に向けて、目の端に残っていた涙をハンカチで拭いた。

「二週間長かったね。ごめんね」
「・・・・・・・あ。で、でも、実は花森さんが色々助けてくれまして。自分磨きに導いてくれたので、なんとか後半はなんとか耐えることができました」
「自分磨き?」
「エステ行ったり、メイク体験に行ったり、お料理教室も通い始めて・・・・・・。花森さんのおかげで、深いとこまで沈まずに済みました」
「そっか・・・・・・」

涙目でえへへと照れ笑いする芙実の頬を、理志が優しく撫でた。
理志が屈んで芙実にキスする。
すぐに唇を割って舌が入ってきた。

チュ・・・・・・・チュ・・・・・・・・

久しぶりにゆっくり理志のキスを味わえると思ったが、理志は唇をすぐに離してしまった。
芙実の下唇を親指で撫でる。

「風呂、入ろうか」
「・・・・・・・・・はい。・・・・・・・・あ!」
「何?」
「指輪、外さないと・・・・・・・!」
「外さなくていいよ。それつけたまま風呂でフェラチオして」
「ひいいいいいっ!!」

理志がとんでもないことを言うので、芙実は悲鳴を上げた。
理志が、あはは!と笑って指輪を外す。

二人で手をつないでバスルームに向かう。理志がキスをしながら芙実の服を脱がせている途中で部屋のドアがノックされた。

「・・・・・・・あ、ルームサービスかな。クリスマスプランでシャンパン付いてるんだって。先、入っておいて」

理志はそう言うとドアを開けに行った。
芙実は内心緊張していた。ゆかりと一緒に行ったエステの成果を見せる時がきたからだ。
服を脱いでで湯船の中で待つことにした。
バスルームに入ると、芙実は感嘆の声を上げた。

「わぁ・・・・・・!バラの花びら!」

湯船の近くに籠が置いてあり、籠いっぱいにバラの花びらが入っていた。
芙実は大喜びでそれを手に取った。
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