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女ざかりの恋の音色は
第14章 おまけ
「・・・・・・・ねえ、このこたつでさ、もちろんしたよね?一人で」
「・・・・・・・・・・」

芙実は絶対聞かれると思っていた質問が来て、黙り込んだ。

「なんかさ、こたつにはいってるとムラムラしてくるもんね」
「・・・・・・・・・・」
「どんな風にオナニーしてたの?やってみせてよ」

芙実は、そうきたかと理志をジロ・・・・・・と横目で睨んだ。

「・・・・・イヤです」
「いいじゃん。見せてよ」
「あのですね!昨日の夜も、その・・・・・・い、いっぱいして・・・・・今朝も結局して・・・・・・。いくらなんでもし過ぎですよ!」
「え?新婚ってそんなもんじゃないの?」

(新婚・・・・・・!)

新婚という言葉に思わず胸がときめく。
正式に言うと、まだ籍は入れてない。近いうちに入籍する予定だった。

理志が芙実のお尻をサワサワと撫でる。

「平日の夜、あんまりゆっくりできないから、週末ぐらいいっぱいしたいんですけど?」
「・・・・・・・・・・」

理志はちゅ、ちゅと軽いキスを繰り返した後に、深く唇を合わせると舌をヌ・・・・・と差し込んだ。
スカートを捲り上げて、ストッキングの中に両手を突っ込むと芙実のお尻を鷲掴みにして揉んだ。

「ね・・・・・・見せてよ」

理志が耳元で囁く。

「・・・・・・理志さんも見せてくれるんですよね?」
「うん?俺の?何を?」
「だから・・・・・・オ、オナ・・・・・・」

理志がニヤニヤと笑っているのを見てハッとする。

「じ、じ、自慰行為です!!」

理志が、あはは!と笑った。

「俺の‘自慰行為’見たいの?」
「そ、そりゃー・・・・・・見られるなら見てみたいですよ・・・・・。未知の世界ですし・・・・・・」
「未知?芙実が自分でアレを擦ってるのと同じだと思うけど」
「違いますよ・・・・・・!理志さんみたいなかっこいい人がですね、ご自分のを、こう・・・・・してる姿とか・・・・・・・妄想女子にしてみたら最高に・・・・・」

芙実は熱弁しそうになって、再びハッとした。理志が横目でじ・・・・・と見ている。

「変態」
「・・・・・・!?へ、変態って、そもそも理志さんが見たいって言いだしたんじゃないですか!」

芙実は顔を赤くして理志の胸をポカポカと叩いた。

「わかったわかった。・・・・・・じゃあ、見せあいっこしよっか」
「見せあいっこ・・・・・・」
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