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女ざかりの恋の音色は
第8章 心堕ちる涙
「俺だって一緒だよ。何回も何回も、頭の中で樫野さんにいやらしいことさせたりしたり、一人で抜いたよ。樫野さんが引くくらい、変態的なこと妄想したよ」
手の平に理志の欲望を感じて心臓の鼓動がどんどん早まる。
「具体的に言おうか?穴という穴に俺のコレを突っ込んで樫野さんを精子まみれに・・・・・」
「わー!わー!わー!!」
芙実は両手で理志の口を塞いだ。
理志はそっと芙実の手を外す。
「・・・・・幻滅したりしない。俺、これで別れるとか嫌なんだけど」
理志の瞳から悲しみが溢れている。君を失いたくないと訴えかけていた。
先ほどふれた理志のペニスの感触がまだ手に残っている。
理志が自分の欲望をさらけ出してくれたことが、芙実の凝り固まった心をほぐしていった。
「本当・・・・・・?本当に幻滅してない・・・・・・?」
「してない」
きっぱりと言う理志の言葉に迷いは感じられなかった。
「もう・・・・・見ないって約束してくれる?あのブログ・・・・・」
「わかった。もう見ない」
芙実は身体の力を抜いて、小さくため息をついた。
理志が離れていかないとわかって、安心感で涙がじわ・・・・・と浮かんだ。
「ごめんなさい・・・・・・。昨日、庇ってくれたのに、私酷いこと言って・・・・・。怖かった・・・・・・。せっかく蒼井さんが好きになってくれたのに、どうしようって・・・・・」
パタ・・・・・と涙が一粒落ちた。
理志がうつむいている芙実のあごを持ち上げるとチュ、とキスした。
「こんなことで嫌いになんかならない。もうずっと、後戻りできないくらい好きになってるから」
理志の熱っぽく潤んだ瞳に自分が移っている。
(本当に私のこと、好きになってくれたんだ・・・・・・)
どこか半信半疑だった気持ちが解けてなくなった。
私も、と言う前に、理志が深く唇を合わせてくる。
理志の口内が熱い。興奮していることが伝わってくる。
ねっとりと舌が絡み合う。理志に下唇の端を甘噛みされて首筋にゾクゾクしたものが走る。
「あっ・・・・・」
理志の手が腰から胸へと移動して優しく掴む。
「!!」
芙実は咄嗟に唇を離した。
「どうしたの?」
「いや・・・・・あの・・・・・・。もしかして、今からその・・・・・・します?」
理志はクスっと笑うと芙実のブラウスに手を伸ばしてボタンを外した。
手の平に理志の欲望を感じて心臓の鼓動がどんどん早まる。
「具体的に言おうか?穴という穴に俺のコレを突っ込んで樫野さんを精子まみれに・・・・・」
「わー!わー!わー!!」
芙実は両手で理志の口を塞いだ。
理志はそっと芙実の手を外す。
「・・・・・幻滅したりしない。俺、これで別れるとか嫌なんだけど」
理志の瞳から悲しみが溢れている。君を失いたくないと訴えかけていた。
先ほどふれた理志のペニスの感触がまだ手に残っている。
理志が自分の欲望をさらけ出してくれたことが、芙実の凝り固まった心をほぐしていった。
「本当・・・・・・?本当に幻滅してない・・・・・・?」
「してない」
きっぱりと言う理志の言葉に迷いは感じられなかった。
「もう・・・・・見ないって約束してくれる?あのブログ・・・・・」
「わかった。もう見ない」
芙実は身体の力を抜いて、小さくため息をついた。
理志が離れていかないとわかって、安心感で涙がじわ・・・・・と浮かんだ。
「ごめんなさい・・・・・・。昨日、庇ってくれたのに、私酷いこと言って・・・・・。怖かった・・・・・・。せっかく蒼井さんが好きになってくれたのに、どうしようって・・・・・」
パタ・・・・・と涙が一粒落ちた。
理志がうつむいている芙実のあごを持ち上げるとチュ、とキスした。
「こんなことで嫌いになんかならない。もうずっと、後戻りできないくらい好きになってるから」
理志の熱っぽく潤んだ瞳に自分が移っている。
(本当に私のこと、好きになってくれたんだ・・・・・・)
どこか半信半疑だった気持ちが解けてなくなった。
私も、と言う前に、理志が深く唇を合わせてくる。
理志の口内が熱い。興奮していることが伝わってくる。
ねっとりと舌が絡み合う。理志に下唇の端を甘噛みされて首筋にゾクゾクしたものが走る。
「あっ・・・・・」
理志の手が腰から胸へと移動して優しく掴む。
「!!」
芙実は咄嗟に唇を離した。
「どうしたの?」
「いや・・・・・あの・・・・・・。もしかして、今からその・・・・・・します?」
理志はクスっと笑うと芙実のブラウスに手を伸ばしてボタンを外した。