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第8章 心堕ちる涙

理志の動きが激しくなってくる。
奥を揺らすように突かれて、芙実はじわじわと身体の奥から味わったことのない快感が押し寄せてくるのを感じた。

「あうッ！あっ！すご・・・・・い！気持ちいい・・・・・・！あっ！なんか・・・・・だめ！変・・・・・・！」
「大丈夫、そのままそのまま」

理志がペニスをグイグイと押し付けて、芙実の腰を回転させるように動かした。

「！！？」

突如快感が凝縮されて、ぐわっと押し寄せたかと思うと、芙実を飲み込むように襲い掛かった。

「いや・・・・・・っ！！あーーーーーーッ！！イく・・・・・・ぅッッ！！！」

芙実は地下深くに引きずり込まれるような感覚に陥って理志にしがみついた。
理志はそれでも腰を動かすのをやめない。

「あああッ！だ・・・・・・っめぇ・・・・・・！！また、また・・・・・・！！あああ～～～～ッッ！！」

今度は正常位になって、芙身の腰を持ちあげてズド！ズド！と突き上げる。

芙実はブレーキが壊れたみたいになって、イキまくった。
後半は理志が動くとすぐに達していまっていた。

涙で顔がぐちゃぐちゃになる。

「も・・・・・やめて・・・・・・・」

理志は芙実を横向きに寝かせると、お尻を突き出させて後ろからペニスを挿入した。

（あ・・・・・・！この角度、ヤバイ・・・・・・！）

「だ、だめ・・・・・！この角度・・・・・・・！ああッッ！！！」
「芙実、一緒にイこう」

何度も突かれて芙実は声も出せずイキまくった。

もう数え切れないほどイった後、理志の動きが止まった。

理志のセクシーな吐息が聞こえた。

「はぁッはぁッはぁ・・・・・・ッはぁ・・・・・・・」

呼吸が少し落ち着いたところで、ごろんと理志の方へ身体を向ける。
自分のことでいっぱいで気付かなかったが、理志も汗びっしょりで息を荒くしている。

二人で無言で抱き合う。

（信じられないくらい・・・・・・気持ちよかった・・・・・・・・）