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人妻奈津美の秘め事
第2章 もう一人の彼
「明日から泊りがけで出張に行ってくるから」

朝、夫が出かける前に私に声をかけてきた。

「あら?そうですか。わかりました。じゃ、お泊りの用意をしておきますね」

玄関で夫を見送った後は息子の番だった。

2階の部屋まで起こしに行くのが私の朝の日課だった。

「祐太、いつまで寝てるの?遅刻しちゃうわよ!」

私はいつものように掛布団を捲りながら大きな声で息子を起こそうとした。

「・・?」

息子が何か布切れのような物を握り締めている事に気付いた私はそっとそれを手にしてみた。

「え・・?」

驚いた。

それは失くしたと思っていた私の下着だったのだ。

洗濯しようと思い、洗濯機に放り込んでおいたのが見当たらなくなってしまったのだ。

でも、どうして息子が・・?

洗濯していない下着は汚れていた。

こんな物をどうして・・?

よく見ると、何やらヌメヌメした白い液体が付着しているではないか・・

それが息子が放った精液だと気付いた私は、あっ?と声を上げて下着を床に落としていた。

びっくりした。

息子は私の汚れた下着で自慰に耽っていたのだろうか・・?

実の母親の下着で・・?

私にとても理解出来なかったが、姉や妹がいない息子にとって、最も身近にいる女性は母親だった。

でも、だからといって・・

私は目眩を起こして、その場に崩れ落ちた。

「うーん」

息子が目を覚ましそうになったのを見て、慌てて下着を元に戻して掛布団も掛けてあげた。

「あ、母さん、おはよう」

「お、おはよう。早く起きなさいよ」

私は目眩を覚えながら立ち上がり、息子に声をかけてから部屋を出たのだった。

ゆっくりと階段を降りながら、あまりのショックに気が動転してしまった私。

最後の一段を踏み外してしまい、お尻を階段にぶつけてしまった。

でも、痛みよりもショックの方が大きかった。

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