この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人妻奈津美の秘め事
第2章 もう一人の彼
私が玄関先を箒で掃いていると、青山君が通りかかった。
「おはようございます」
「あ、おはようございます」
丁寧に頭を下げる青山君に私も頭を下げて挨拶した。
「あれ?どうしました?元気がないようですけど・・?」
青山君は鋭く指摘してきた。
「ええ、ちょっと・・」
私は愛想笑いをしたが、青山君にも見抜かれてしまった。
「あの・・ちょっとご相談が・・」
私は思い切って話を切り出した。
私は青山君に家に上がってもらい、今朝の出来事を相談していた。
「そうですか・・?息子さんも年頃ですもんね。でもよくある事ですよ。心配いりません。あの年頃の男の子は皆同じですよ」
青山君が私が淹れたコーヒーを飲みながら、私を慰めてくれた。
「そうなんですか・・?少し安心しました」
実際、青山君にそう言われて安心した。
青山君なら、息子と歳もそう離れていないし、あの年頃の男の子の性についても詳しいと思ったから相談に乗ってもらったのだ。
「それは少しも不思議な事じゃないんですよ。むしろ当たり前と言ってもいい位です。現に僕だって・・」
「え・・?」
青山君が何か言おうとして口籠った。
「僕も・・何ですか・・?」
「恥ずかしいですけど・・好きな女性や憧れの女性を思いながら自慰に耽るのは当然なんです。僕だって憧れの奥さんを思いながら何度も・・」
そこまで言って青山君はまた口籠った。
「え・・?」
私は自分の耳を疑った。
今度はハッキリ聞こえた。
青山君が私を思いながら何度も・・
部屋に気まずい沈黙が訪れた。
しばらく気まずい沈黙が続いた後・・
「奥さんだって・・他人に言えない秘密はあるでしょう?」
いきなり青山君がそう聞いてきた。
「え・・?」
突然、そう聞かれて返答に困った私は思わず俯いてしまった。
「ありますよね・・?」
青山君が私の顔を覗き込むようにして聞いてきた。
「そ、それは・・人間なら、誰しもが・・」
私は顔を上げて一般論として意見を述べた。
「そうですよね・・?秘密がない人間なんていませんよね!ちなみに奥さんの秘密って・・何ですか?奥さんのファンとしては非常に気になりますね!」
青山君がマジマジと私の顔を見詰めながら詰め寄ってきた。
「おはようございます」
「あ、おはようございます」
丁寧に頭を下げる青山君に私も頭を下げて挨拶した。
「あれ?どうしました?元気がないようですけど・・?」
青山君は鋭く指摘してきた。
「ええ、ちょっと・・」
私は愛想笑いをしたが、青山君にも見抜かれてしまった。
「あの・・ちょっとご相談が・・」
私は思い切って話を切り出した。
私は青山君に家に上がってもらい、今朝の出来事を相談していた。
「そうですか・・?息子さんも年頃ですもんね。でもよくある事ですよ。心配いりません。あの年頃の男の子は皆同じですよ」
青山君が私が淹れたコーヒーを飲みながら、私を慰めてくれた。
「そうなんですか・・?少し安心しました」
実際、青山君にそう言われて安心した。
青山君なら、息子と歳もそう離れていないし、あの年頃の男の子の性についても詳しいと思ったから相談に乗ってもらったのだ。
「それは少しも不思議な事じゃないんですよ。むしろ当たり前と言ってもいい位です。現に僕だって・・」
「え・・?」
青山君が何か言おうとして口籠った。
「僕も・・何ですか・・?」
「恥ずかしいですけど・・好きな女性や憧れの女性を思いながら自慰に耽るのは当然なんです。僕だって憧れの奥さんを思いながら何度も・・」
そこまで言って青山君はまた口籠った。
「え・・?」
私は自分の耳を疑った。
今度はハッキリ聞こえた。
青山君が私を思いながら何度も・・
部屋に気まずい沈黙が訪れた。
しばらく気まずい沈黙が続いた後・・
「奥さんだって・・他人に言えない秘密はあるでしょう?」
いきなり青山君がそう聞いてきた。
「え・・?」
突然、そう聞かれて返答に困った私は思わず俯いてしまった。
「ありますよね・・?」
青山君が私の顔を覗き込むようにして聞いてきた。
「そ、それは・・人間なら、誰しもが・・」
私は顔を上げて一般論として意見を述べた。
「そうですよね・・?秘密がない人間なんていませんよね!ちなみに奥さんの秘密って・・何ですか?奥さんのファンとしては非常に気になりますね!」
青山君がマジマジと私の顔を見詰めながら詰め寄ってきた。