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第3章 初めての不倫

パンストのゴムを潜った青山君の指が、パンティの上から私の股間をなぞっていた。

「パンティが湿っていますよ！」

青山君が指摘してきた。

「ああ、恥ずかしい・・言わないで・・」

私は少女のようにはにかみながら、手で顔を隠した。

パンストがスルスルと脱がされていった。

片方の脚だけ脱がされたパンストがもう片方の膝辺りにわだかまっている。

「これも脱いじゃいましょうね♪」

青山君の声とともにパンティもゆっくりと脱がされていく。

「ああ・・恥ずかしい・・見ないで・・」

膝を立てて下腹部の茂みを隠そうとしながら、私はその瞬間に顔を赤らめたのだった。

「うわぁ、見えて来ましたよ！」

風通しがよくなった下半身を凝視しながら、青山君がはしゃいだ声を上げた。

「嫌・・嫌・・ダメ・・」

私は心とは裏腹の声を上げて、両手で下腹部を隠そうとした。

「ダメですよ!ちゃんと見せて下さい!」

青山君は少し怒ったような声を上げて、私の手を払い除けた。

「へー、奥さんのあそこはこうなってるんですね？」
　
「嫌ー！ダメぇ・・！」

私が仰け反った瞬間、私の両脚を肩に担ぐようにして青山君がその部分に口を着けて来たのだった。

「んはあっ・・ん！」

鋭い快感が頭の芯にまで突き上げて来て、私は目眩を覚えた。

夢にまで見た青山君とのセックス。

私の最も恥ずかしい女の部分に青山君の唇と舌が触れている・・

そう思っただけで、私の中で感激と興奮が最高潮に達して、早くもイキそうになった。

「ああ、ダメ・・そんなところ・・舐めちゃ、ダメぇ・・！」　　　

私は青山君の後頭部を抱え込みながら、形だけの抵抗を示した。

シャワーも浴びていない私の体を自分の唇と舌で綺麗に清めてやろうとでもするかのように青山君は丹念に私の女の部分を舐め尽くしていく。

妄想で描いていた通りの展開だった。

ここで私は・・

『ああっ、ダメ・・イッちゃう・・！』

と、はしたない台詞を口走りながらイクのだ。

「ああっ、ダメ・・イッちゃう・・！」

そして妄想の中でいつも繰り返していた通りに私はイッたのだった。

「あっ、あっ・・もう・・イク・・イク・・」

襲って来た鋭い絶頂感に打ちのめされて、大きく仰け反った私はその言葉を何度も口走ったのだった。