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人妻奈津美の秘め事
第3章 初めての不倫
数年前に夫に最後に抱かれた時の事を思い出していた。

軽い前戯の後、押し入って来た夫は数分間の律動の後果てたのだった。

勿論、年齢のせいもあるだろうし、仕事で疲れていたのかも知れなかった。

だから私は特に不満も覚えなかったし、時間が短かろうが、それが夫の愛情なのだと理解していた。




でも・・

青山君は全く違っていた。

私を感じさせようと努力し、私を何度もイカせようとしている。

現に私がイッても、彼はまだ元気なままだった。

一度のセックスで一度イケれば、それで終わりだと思っていた。

最後に男と女がともにイク・・それが理想のセックスだと思っていた。

ところが、彼は・・青山君はそんな私の想像を遥かに超えていたのだ。

私を何度もイカせながら、彼自身はなかなか弱音を吐かなかった。

私がイキながら彼を締め付けても、彼はビクともしないのだ。

驚きだった。

男性は夫しか知らない私には比べる相手が夫しかいないから、どうしても比べてしまうのだが、青山君は明らかに違っていた。

「ねえ・・私ばかりイッちゃって、恥ずかしいわ。あなたはイカないの?」

何度目かの絶頂を極めた後、私は青山君にそう聞いてみた。

「僕は簡単にはイキませんよ・・!僕は女性がイク時の顔が好きなんです。だから、遠慮しないで何回でもイッて下さい!」

そう言いながら、青山君は私を引っくり返して、今度は後ろから貫いて来たのだった。

「ああっ・・?嫌・・恥ずかしい・・!」

女性が四つん這いになって後ろから男性に貫かれるこの体位は自分が獣になったみたいで私は嫌いだった。

「パン、パン、パン・・」

青山君の下腹が私のお尻を打つ乾いた音が響いていた。

「奥さんの可愛いお尻の穴が丸見えですよ♪」

「ああ・・ダメ・・見ないで・・恥ずかしいわ!」

青山君にお尻の穴が丸見えだと指摘されて、私は羞恥に顔を真っ赤にしながら泣き叫んだのだった。

「奥さんてスリムな体型をしていると思ってたけど、お尻は意外に大きいんですね?」

青山君が言葉で私の羞恥心を煽ってくる。

「嫌・・そ、そんな事・・言わないで!」

後ろから激しく突かれて絶頂へまっしぐらだった私は髪を振り乱して泣きながら抗議した。

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