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第4章 息子と彼と私の関係

『奥さん、こんにちは。青山です。
　　さっきは奥さんに会えて嬉しかったです。
　　なかなかメールできなくてすみません。大学の行事が色々ありまして・・。ところで妊娠は大丈夫でしたか？奥さんのあそこがあんまり気持ち良かったから、思わず中に出してしまいました。今日から僕も奥さんのファンクラブの会員です。これからは堂々と会えますね♪またメールします』

青山君からそんなメールが届いた。

『青山君、こんにちは。あなたが息子と話をしているのを見て驚きました。まさか私達の関係を口を滑らせてはいないかとヒヤヒヤでした。
　妊娠はしていません。あれからすぐに生理が来たので大丈夫です。くれぐれもあの事は内密にお願いしますね』

私はすぐに返信した。

『了解しました。生理が終わったら教えて下さいね』

青山君からすぐまたメールが来たが、今度は返信しなかった。

青山君とはあまり会わない方がいい・・

そう思っていた。

この前の一度限りの関係で終わらせるのがベスト。

私は寂しく思いつつも心の中でそう思っていた。

現に青山君は息子とも接点があるのだ。

いつバレるかとヒヤヒヤするのは御免だった。

また何もなかった頃に戻ろう。

青山君には妄想の中でいつでも会えるのだから・・

息子も異性や性に目覚める年頃で、母親である私にも興味の目を向けている。

隙を見せてはいけない。

ましてや、青山君との関係に気付かれでもしたら大変な事になる。

ここは慎重にいかなければ・・

そう私は自分を戒めたのだった。