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我が運命は君の手にあり
第5章 第五章
「完成だ」
後ろ手に縛られた冴子の足は見事なMの字を描いて拘束された。陰毛で隠れる筈の亀裂はぱっくりと開き、その奥の赤い淫口をも晒していた。
「旦那様……」
恨めしげに染井を見上げた。
「望みが叶っただろう?」
「そんな、望みなんて、ち、違います」
「ふふっ、みんなそう言う」
(みんな……)
彼は小箪笥から漆塗りの小箱を取り出し、狼狽える冴子の脇に置いた。
「今日は私だけでは物足りないだろう」
蓋を開けて取り出したのは、黒く艶のある物体だった。
「……っ!」
男性器を模した性具だった。その形はグロテスクで、浮き出た血管も雁首も大袈裟に作られている。
ウィィィィィーーーンン
突然のモーター音でうねうねと動き出したそれは、上下の動きを交えて気味悪く動き、様々に速度を変える。まるで生きているかのようだ。
「冴子、溢れてるよ」
っ……
覗き込む染井の声に、隠せない淫欲を思い知る。
「凄く欲しがってるじゃないか」
音が止んだ。
後ろ手に縛られた冴子の足は見事なMの字を描いて拘束された。陰毛で隠れる筈の亀裂はぱっくりと開き、その奥の赤い淫口をも晒していた。
「旦那様……」
恨めしげに染井を見上げた。
「望みが叶っただろう?」
「そんな、望みなんて、ち、違います」
「ふふっ、みんなそう言う」
(みんな……)
彼は小箪笥から漆塗りの小箱を取り出し、狼狽える冴子の脇に置いた。
「今日は私だけでは物足りないだろう」
蓋を開けて取り出したのは、黒く艶のある物体だった。
「……っ!」
男性器を模した性具だった。その形はグロテスクで、浮き出た血管も雁首も大袈裟に作られている。
ウィィィィィーーーンン
突然のモーター音でうねうねと動き出したそれは、上下の動きを交えて気味悪く動き、様々に速度を変える。まるで生きているかのようだ。
「冴子、溢れてるよ」
っ……
覗き込む染井の声に、隠せない淫欲を思い知る。
「凄く欲しがってるじゃないか」
音が止んだ。