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我が運命は君の手にあり
第7章 第七章
テーブルに置いていた携帯電話が震えだした。
「出ないのか」
「いいんです、んああっ」
立っていられなくなり、椅子に腰を落とした。ショーツがゆるゆると下げられていく。だが、携帯はしつこく震え続けた。
「おや、遼からだ」
……っ!
画面を見た染井は、色を失った冴子の顔を見やり、冷やかな笑みを浮かべた。冴子の背中に恐怖が走った時、彼は携帯を手に取り指を滑らせた。
「もしもし、秋津さん? まだ起きてた?」
無言で嫌がる冴子の耳に、無理やり携帯を押し付けた。
「もしもし?」
「……は、はい」
「今日は本当にごめん」
右の太腿を押し上げ、染井が舌舐めずりをした。
「い、いいんです」
「お婆様はどうだった?」
二本の指が亀裂を広げた。
「え、は、はい、大丈夫でした。あっ……」
舌先が蕾を弄び、ずる賢い瞳が冴子を見つめた。
「え?」
「いえ、な、なんでも……っ」
熱い口で塞がれ、あらゆる方向に舌が動く。腰は震え、冴子は手で口を押さえた。
「あ、頭が痛くて、ううっ……」
歯を食い縛る冴子の耳に、遼の声が大きく響いた。
「えっ、大丈夫? これからそっちに行くよ」
「出ないのか」
「いいんです、んああっ」
立っていられなくなり、椅子に腰を落とした。ショーツがゆるゆると下げられていく。だが、携帯はしつこく震え続けた。
「おや、遼からだ」
……っ!
画面を見た染井は、色を失った冴子の顔を見やり、冷やかな笑みを浮かべた。冴子の背中に恐怖が走った時、彼は携帯を手に取り指を滑らせた。
「もしもし、秋津さん? まだ起きてた?」
無言で嫌がる冴子の耳に、無理やり携帯を押し付けた。
「もしもし?」
「……は、はい」
「今日は本当にごめん」
右の太腿を押し上げ、染井が舌舐めずりをした。
「い、いいんです」
「お婆様はどうだった?」
二本の指が亀裂を広げた。
「え、は、はい、大丈夫でした。あっ……」
舌先が蕾を弄び、ずる賢い瞳が冴子を見つめた。
「え?」
「いえ、な、なんでも……っ」
熱い口で塞がれ、あらゆる方向に舌が動く。腰は震え、冴子は手で口を押さえた。
「あ、頭が痛くて、ううっ……」
歯を食い縛る冴子の耳に、遼の声が大きく響いた。
「えっ、大丈夫? これからそっちに行くよ」