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我が運命は君の手にあり
第7章 第七章
「や、やめて……、す、睡眠不足なだけなんです、すみません」
糸を引く舌が左右に動いた。
「そう、わかった。明日は無理しないで」
「は、はい、ありがとうございます」
「寝てるとこ起こしてごめん。おやすみ」
(遼さん、遼さん……ごめんなさい)
「お、おやす……」
勝手に通話を切った染井は携帯をテーブルに置き、「上出来だ」と言って両膝を揃えて押し上げた。
「はっ、あぁっ ……だ、旦那様、あ、んううっ……」
屈辱の水音が快楽への扉をこじ開ける。
遼へ気持ちを思い知った冴子だったが、身体が心を裏切ってしまう。染井に馴染んだ身体は抗うどころか屈辱に濡れ、享楽への誘いに身を捩った。
「冴子……プレゼントはもうひとつあるんだよ」
彼はふらつく冴子を奥の部屋のベッドに横たえると、リビングに行ってすぐに戻ってきた。
「これなんだがね」
A4サイズ程の黒い板状のものを手にした彼はベッドに腰かけ、冴子の身体を起こして肩に手を回した。
「見てごらん」
糸を引く舌が左右に動いた。
「そう、わかった。明日は無理しないで」
「は、はい、ありがとうございます」
「寝てるとこ起こしてごめん。おやすみ」
(遼さん、遼さん……ごめんなさい)
「お、おやす……」
勝手に通話を切った染井は携帯をテーブルに置き、「上出来だ」と言って両膝を揃えて押し上げた。
「はっ、あぁっ ……だ、旦那様、あ、んううっ……」
屈辱の水音が快楽への扉をこじ開ける。
遼へ気持ちを思い知った冴子だったが、身体が心を裏切ってしまう。染井に馴染んだ身体は抗うどころか屈辱に濡れ、享楽への誘いに身を捩った。
「冴子……プレゼントはもうひとつあるんだよ」
彼はふらつく冴子を奥の部屋のベッドに横たえると、リビングに行ってすぐに戻ってきた。
「これなんだがね」
A4サイズ程の黒い板状のものを手にした彼はベッドに腰かけ、冴子の身体を起こして肩に手を回した。
「見てごらん」