この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
我が運命は君の手にあり
第7章 第七章
「こんな自分の姿を見るのもいいものだろう?」
「やめてっ……」
言葉と裏腹の感情が吹き出し、染井の唇を塞いだ。ベルトを緩め、ファスナーを下ろし、陰茎を引き出してすぐさま口に含んだ。
「こっちを見るんだ冴子。……そう、その顔、……んんっ……君だ……ほら」
写真の女と見つめあった。目が離せず、競うように陰茎を貪った。
女は妖しく笑っている。誰に微笑んでいるのか……
私だ。私を蔑み、哀れんで笑っている。
――お前は器、花にはなれない
そうよ、これこそが私
「その唇……そう、もっと舌を出して……あぁ、いい顔だ」
立ち上がる陰茎に股がり、深く招き入れた。胸を突き出し、Mの文字の中心を見せ付けて腰をくねらせる。
彼には知られたくない、本当の私を。
「また縛って欲しいだろう」
「は、はい、ううっ、旦那様……縛って……縛って、ああぁんっ…」
「またあの家で楽しもう。そうだ、この写真を遼に見せてやるのはどうかな、ふふっ」
染井の視線が陰湿な色を濃くした。
「……いやっ…んああっ!……ううっ、 だ、旦那様、あぁっ……」
「どうしたんだ冴子、ふふっ、そんなに苛めてほしいのか」
激しい突き上げに跳ね、落ちてはまた跳ねた。
遼への純真を打ち砕いて欲しい。
もっと汚して、もっと穢れた器にして……
「もっと、もっと突いてぇぇ……」
冴子は何度も仰け反り、淫猥の宴に興じる緊縛の女を見つめた。
相応しくない、そうよ、こんな女は彼に相応しくない。私は囲われ者。淫靡な戯れから逃れられない。
「やめてっ……」
言葉と裏腹の感情が吹き出し、染井の唇を塞いだ。ベルトを緩め、ファスナーを下ろし、陰茎を引き出してすぐさま口に含んだ。
「こっちを見るんだ冴子。……そう、その顔、……んんっ……君だ……ほら」
写真の女と見つめあった。目が離せず、競うように陰茎を貪った。
女は妖しく笑っている。誰に微笑んでいるのか……
私だ。私を蔑み、哀れんで笑っている。
――お前は器、花にはなれない
そうよ、これこそが私
「その唇……そう、もっと舌を出して……あぁ、いい顔だ」
立ち上がる陰茎に股がり、深く招き入れた。胸を突き出し、Mの文字の中心を見せ付けて腰をくねらせる。
彼には知られたくない、本当の私を。
「また縛って欲しいだろう」
「は、はい、ううっ、旦那様……縛って……縛って、ああぁんっ…」
「またあの家で楽しもう。そうだ、この写真を遼に見せてやるのはどうかな、ふふっ」
染井の視線が陰湿な色を濃くした。
「……いやっ…んああっ!……ううっ、 だ、旦那様、あぁっ……」
「どうしたんだ冴子、ふふっ、そんなに苛めてほしいのか」
激しい突き上げに跳ね、落ちてはまた跳ねた。
遼への純真を打ち砕いて欲しい。
もっと汚して、もっと穢れた器にして……
「もっと、もっと突いてぇぇ……」
冴子は何度も仰け反り、淫猥の宴に興じる緊縛の女を見つめた。
相応しくない、そうよ、こんな女は彼に相応しくない。私は囲われ者。淫靡な戯れから逃れられない。