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我が運命は君の手にあり
第8章 第八章
屋敷近くのコンビニで車を停めた彼が、「先にトイレ借りて待ってて」と、焦った顔でシートベルトを外した。

「えっ」
「我慢出来ないんだ」

その表情を受け、冴子は人影まばらな店に入り、店員に断って手洗いを借りた。ドアを入ると男女別々の個室があり、冴子は女子トイレに入って扉を閉めた。

(こんな所で……)

見境のない獣だ、と思ったが、未知の期待が膨らんだ。ノックの音でドア開くと、彼が入ってきて素早く鍵をかけた。

「ごめん、冴子……ごめん」

便器の蓋に無理やり両手をつかせ、スカートを捲ってショーツを剥いだ。ベルトを緩めて陰茎を引き出した彼は、邪魔なショーツを丸めて冴子に咥えさせた。
珍しく乱暴な扱いが冴子を刺激した。女陰を撫でられた途端に尻を突き出してしまう。

「冴子……」
「んんっ」

熱くて硬かった。激しい突きにバランスを崩し、貯水タンクに捕まって耐えた。尻を掴む手が熱く、ぶり返した欲望が燃え出した。

「ん、んんっ、ううっ……」

咥えたショーツを噛んだ。

「さ、冴子……うっ ……んんっ……」

呆気なく放出した遼は、ペーパーで自分と冴子の処理を手早く済ませ、耳元にキスをした。

「君がそばにいるとこうなってしまうんだ。我慢出来なくて……ごめん」

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