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我が運命は君の手にあり
第12章 第十二性
愛欲の場となった家に上がり、囲炉裏に火をくべる。赤々と燃え出す炎は冴子を落ち着かせ、肌にあたる熱は、消えかけた生気を揺り起こした。

染井がいる時には隣に並んで粘土を捏ねた。歪めばやり直し、顔の汚れも気にせず心を集中させる。乾燥棚に無事並べるまで、二人は殆ど無言で作業をすすめた。その後は身体の汚れを流し、当然の如く悦楽に興じ事になる。

冴子は、時に過激にもなる彼の仕置きを甘んじて受け入れ、もっと罰を与えてくださいと懇願すらした。それは染井に向けて言っているのか、遼に言っているのか、神に願っているのかわからなかった。

「そんなに遼がいいのか、うむ、目隠しをしたらどうかな。……これでいい、さぁほら、口を開けるんだ冴子。どうだ、嬉しいか」

冴子は彼の巧みなやり方に溺れた。欲望を煽り、焦らし、精神をも凌辱されて得る深い痛みと絶頂。
彼女は口にしてはいけない卑猥な言葉を叫び、汗と体液にまみれて染井の作品になる事を望んだ。

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