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我が運命は君の手にあり
第13章 第十三章
男に覆い被さり、その口を吸い、自ら腰を動かしている冴子。激しい凌辱の痕跡と、身に付けた赤い長襦袢が、遊び女をより淫らで妖しく見せた。
白い足が布団を踏みしめ、前後左右に尻がくねる。見たことのない、あまりに巧みなその腰つきに、彼は図らずも奮い立った。欲望に喰らいつき、恥じらいなど皆無の女の嬌声は、濃厚な成人映画を見ているようで、現実味がなかった。
知らない女だ。誰だ……あれはいったい誰なんだ――
女の動きと息づかいが更に激しさを増した。肌がぶつかり合う音が響いた。
「だ……旦那様、旦那様が好き、あっ、あぁ凄い、好き、好き、旦那様ぁ、ああっ」
(……っ!)
咄嗟に障子に手を掛け、力任せに開いた。硬い音が辺りに響いた。それでも女は男の唇を奪い、狂ったように尻を叩きつける。
「う……さ、冴子、今の……」
「あぁっ、旦那様、旦那様……冴子の旦那様、ううっ、ああっ……も、もっとぉぉぉ……」
白い足が布団を踏みしめ、前後左右に尻がくねる。見たことのない、あまりに巧みなその腰つきに、彼は図らずも奮い立った。欲望に喰らいつき、恥じらいなど皆無の女の嬌声は、濃厚な成人映画を見ているようで、現実味がなかった。
知らない女だ。誰だ……あれはいったい誰なんだ――
女の動きと息づかいが更に激しさを増した。肌がぶつかり合う音が響いた。
「だ……旦那様、旦那様が好き、あっ、あぁ凄い、好き、好き、旦那様ぁ、ああっ」
(……っ!)
咄嗟に障子に手を掛け、力任せに開いた。硬い音が辺りに響いた。それでも女は男の唇を奪い、狂ったように尻を叩きつける。
「う……さ、冴子、今の……」
「あぁっ、旦那様、旦那様……冴子の旦那様、ううっ、ああっ……も、もっとぉぉぉ……」