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累(かさね)
第1章 累(かさね)
「慶彦…大丈夫だよ…慶彦は、チンピラたちの暴力から大事な家族と家を守るために正当防衛でやったのだろ…悪いのは慶彦にイチャモンつけてきたチンピラたちの方だよ…慶彦にイチャモンつけるようなことをやったのだから大事な仲間を殺されてしまったのだよ…刑務所に行くのはイチャモンつけてきたチンピラたちの方だよ。」

義久の言葉に対して、しげよは慶彦に過度にやさしい声で言いました。

「そ、そうよねあなた…慶彦は大事なものを守るために武器を手にして果敢(かかん)に立ち向かって行ったのよ…慶彦はちっちゃい時からつらい想いをしていたのよね…」

しげよの言葉に対して、義久は過度にやさしい声で慶彦に言いました。

「慶彦がつらい気持ちはよくわかるよ…(慶彦の父親)がクソバカだから、オカンと慶彦がつらい想いをしたんや…(慶彦の父親)はクソバカだから、毎月のお給料を酒とパチンコとマージャンとフィリピン(外パブ)のねーちゃんにばかりつこて、家に1円もいれんかった…その結果、新居浜のヤーサンの親分の家に入り浸りになってしまって家に帰らなくなった…そのせいで慶彦が不幸になってしまった…つらかっただろ…つらかっただろ…」

義久は、なおも過度にやさしい声で慶彦に呼びかけたいましたが、慶彦はこれ以上やさしくされたらダメになってしまうと思っていたので『やっぱりもうしわけないです。』と言うてから、晴久たち3人のいとこたちの人生をズタズタに壊しておいて自分たち家族だけしあわせになったのだからうらまれて当然だと言うてビービービービーと泣いていました。

すずねは、ビービービービーと泣いている慶彦に過度にやさしい声で『気にすることはないよ』と呼びかけていました。
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