パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 累（かさね）

事件から２日後の１月17日頃のことでありました。

場所は、丹原町の中心部にありますＪＡの支所にて…

しげみは、高校卒業後地域のＪＡに就職しまして１年おきに更改（こうかい）する形の契約社員を13年間続けていました。

しげみは、地域内の支所に勤務している正社員の職員さんが（故意に）つけ間違えた帳簿を計算し直してきれいな形に整える仕事を13年間続けて、11万数千円のお給料だけで通していました。

課長さんは、しげみが13年間続けて帳簿を修正するお仕事をイヤな顔をせずに続けていたので、そろそろ何とかしてあげたいと想いまして、町の青年会議所に入所することを勧めたいと思っていましたが切り出すことができずに困り果てていました。

時は、11時50分頃のことでありました。

しげみがイヤな顔をせずに帳簿を修正するお仕事をしている時に、課長さんがやさしい声（なれなれしくいう）でしげみに言うて来ました。