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第2章 〜私の過去、私が本当の私に気づいたのは....〜

特別に私がエッチな子だったんではないと思うんです。

つらいことがたくさんあったから、

だから、夢の中の優しい人を思い....

ひとりエッチで心を満たそうとしました。

でも....見られてしまったんです。

そんな恥ずかしい姿をパパに見られてしまいました。

鍵をかけたと思っていたのに....

ひとりエッチをしていた私がふと目を開けると、部屋にパパが立っていました....

私は頭が真っ白になりました。

パパは私のところにすごい勢いで詰め寄ると、いきなり平手で私の左ほほをぶちました。

それまでパパに怒鳴られたこともなければ、暴力を振るわれたことなんてありませんでした。

パパは見たこともない形相で私をにらみながら怒鳴りました。

「早紀、なにをしていたんだ！」

....言えるわけありません。

ただ震えて「ごめんなさい....」そう言うしかありませんでした。

パパは、このとき私が恐れるいくつかの言葉を発しました。

「早紀、お前はいつからこんなことをする淫らな子になってしまったんだ！」

「このままでは、どこの馬の骨ともわからない男におもちゃにされてしまう！」

「ママにも学校にも報告する！もう、そうするしか早紀の身は守ってあげられない！」

混乱した私は、パパに懇願しました。

ママにも、学校にも知られたくない。

知られてしまったら全ては終わってしまう....

なにが終わるのかわかりませんが、、このとき私は、そう思ってしまいました。

「パパ、ごめんなさい、もうしません！ママには言わないでください！」

「ダメだ！こんな淫らな子は、みんなで治療しなければ治らないに決まっている！」

「お願いパパ！なんでも....なんでもパパの言うとおりにするから！パパ！私を助けて！」

私がそう言うと、パパは少し落ち着きを取り戻したように話し始めました。