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Minerva 〜闇の社交場で生贄となった少女〜
第2章 〜私の過去、私が本当の私に気づいたのは....〜
パパは怒鳴るのをやめてくれました。

そして、私に質問を続けます。

「早紀ぃ....?まさか....誰か他所の男に身体を触らせたりしていないだろうね」

「は、はい!そんなことしてません!」

「だったら、なんでエッチなことをするんだい?」

「あ、あの、友だちから聞いて、それで、ちょっと、どういうのか興味があって、それで....」

「....そうか....そうだね、早紀は心も身体も成長している途中だ....」

「知らないことに興味が湧いてしまっただけなんだね....」

「そ、そうなの....ごめんなさい....」

「わかったよ....怒鳴ったりして悪かったね」

「いいかい、早紀、お前はパパとママの宝物なんだ....」

「早紀が興味本位な一時の感情で危険な目にあうのが心配なんだ」

「エッチなことを考えてしまうのも仕方がない」

「でもね、早紀の身の安全のためにエッチな心をパパが抑えてあげる必要があるんだ」

「....?」

私はこのあと、なにが起こるのかわかっていませんでした。

パパは、私が結婚するまでは、ずっとパパとセックスをするのだと言います。

恐ろしくて逆らうことなどできませんでした。

その日、私の処女はパパに捧げることになってしまいました。

恐怖と痛みだけが記憶として残っています。

いつのまにか意識を失い、目が醒めると翌日朝になっていました。

その後、家の中でパパになにかをされることはなくなりました。

パパは書斎として使っている駅前のマンションに私を連れて行くようになります。

そこで私はパパから犯され続けました。

セックス....という範疇は超えていたと思います。

当時は幼くて、その行為がなにであるか....私に使われる奇妙な道具や薬がなんなのかはわかりませんでした。

それでも、いつかはこんな日に終わりが来ると信じていました。

何も考えないようにして耐えていたんです。

でも、私が安心して普通に生活できる日々が来るのはずっと先だったのです。


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