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郁美の真実 parallel story
第16章 〜早紀〜
しかし、なぜか私はこの女に目の敵にされて、いちいち文句をつけられることが多く、かなり苦手な相手だった。
郁美は新入社員研修で気に入られて以来、有村にかわいがられていたが、先日Uから聞いた話で、有村がレズビアンで郁美を恋愛の対象としていたことを知った。
それで、有村が私を目の敵にしていた原因がわかったわけだが....
郁美が有村に関係を迫られて困っていたことを知っているのはUだけということになっている。
これは、Uが郁美に「何か聞かれたら、有村と言っておけ」とでも吹き込んだに違いない。
まったくおふざけが過ぎるが、ここはUのアイデアに乗っておくことにした。
「あ、有村?オレあいつ苦手だ!文句言われんの嫌だから、帰ってくるまで連絡しないから!ゆっくりしておいでよ!オレのことは話題にしないでくれよ!じゃ!」
これで、郁美も安心してUと不倫旅行が楽しめるだろう....
さて、なんとか早紀に接近しなければいけない。
夕方になり、早紀も叔父方に現れた。
郁美は新入社員研修で気に入られて以来、有村にかわいがられていたが、先日Uから聞いた話で、有村がレズビアンで郁美を恋愛の対象としていたことを知った。
それで、有村が私を目の敵にしていた原因がわかったわけだが....
郁美が有村に関係を迫られて困っていたことを知っているのはUだけということになっている。
これは、Uが郁美に「何か聞かれたら、有村と言っておけ」とでも吹き込んだに違いない。
まったくおふざけが過ぎるが、ここはUのアイデアに乗っておくことにした。
「あ、有村?オレあいつ苦手だ!文句言われんの嫌だから、帰ってくるまで連絡しないから!ゆっくりしておいでよ!オレのことは話題にしないでくれよ!じゃ!」
これで、郁美も安心してUと不倫旅行が楽しめるだろう....
さて、なんとか早紀に接近しなければいけない。
夕方になり、早紀も叔父方に現れた。