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郁美の真実 parallel story
第18章 〜恋人〜
次の日の夜、なんとなくヒマでSNSのアカウントをチェックすると、早紀からの友達申請のメッセージが入っていた。

[飛行機さびしい。ね、また一緒に飲みに行こうね。]

とりあえず申請承認して返信する。

[いつでも行きますよ。風邪ひかないようにね。]

早紀
[うん!きっとよ!]

....

ちょっとやりにくい感じになった。

正月の3日に叔父方を離れた。

タイミング良くUからのメッセージが入る。

[今日、郁美は家に帰るよ。そちらの首尾はどうだった?]

[んーまあまあですね。とりあえず早紀の信頼を得るには至ったってとこですが。]

[ん?キミのことだし、一気にいくかと思ったが、なんか歯切れ悪いな。]

[まあ、早紀の反応がどうだっていいんですけどね。年末年始に私が叔父の家に出入りしていた事実さえ作れば、早紀がどうだって次のステップには進むプランは考えてます。]

[まあ、明後日あたり、ちょっと会議するか。]

[わかりました。]

翌日10時、早紀からメッセージが届いた。

[明日、商談なの。緊張する。たすけてー!]

[早紀さんでもキンチョーするんですね?笑]

[するよー うまくいかなかったらどうしよー]

早紀のイメージからは随分女の子らしいメッセージが続いた。

[いつ帰ってくるんですか?]

[7日よー!]

[わかりました。帰ってきたら、またあのバー行きましょう。お仕事もうまくいったらなでなでしますよ。がんばって。]

[きっとよ!がんばる!笑]

早紀とこんなやりとりをして、なにかUとのミーティングに行く気になれなかった。

ミーティングは延期することにした。
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