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郁美の真実 parallel story
第20章 〜異変〜
[?君が急に家に帰れることにするから、慌てて郁美を帰したんじゃないか。]

[どういうことです?昨日は帰りはしましたけど、朝の5時でしたよ。]

[なんかおかしいぞ?郁美は22:00には帰ったぞ?]

[朝の5時に帰ったときは郁美はいませんでしたよ?]

[5時より前に仕事に行ったってことか。]

[帰ってた形跡はまったくなかったですよ。]

[だいたい、なんで郁美は帰ったんですか???]

[一緒にバーで飲んでたら、突然、郁美が携帯を見て慌て出したんだ。]

[君から、予定が変わって家に帰るっていう内容のメッセージが来たって言ってたぞ。]

[おかしいな。そんなメッセージ送ってませんよ。]

[なんだって?]

[郁美はどこ行ったんですか?ってか、今どこにいるんだ?]

[ちょっと待っててください。]

私は混乱したが、とりあえず郁美にSNSでメッセージを送った。

少し考えて当たり障りのない文面を考える。

[今日は普通に家に帰れそうだよ。]

しばらくして郁美から返事があった。

[わたしも今日は早めに帰れそうだよ。]

[今日は夕方から雪らしい。今日の仕事は外回ってんの?]

[外に出てるけど、長くはかからないからだいじょぶだよ。]

特に変わった反応ではない。
仕事には行っているようだ。

また、Uにメッセージを送る。

[どうやら郁美、仕事には行ってるらしいですよ。]

しばらくしてUから返事があった。

[いや、郁美は仕事には行ってないぞ。]

[オレは今日、直接商談現場に行ったから、郁美とは会ってないんだが、事務連絡を装って支店に電話したら、今日は休んでるらしい。]

[?おかしいですよ、外回りしてるって返事きましたよ。]

[どこに行ってるんだ?]

[これ、KAZUさんにも内緒でなんかしてますよね....]

[なんなんだ....?しばらくこっちのほうを確認する必要があるな....]

[どうしますか?]

[とりあえず君は郁美の行動に違和感がないか、逐一観察してくれ、オレもいろいろ考えてみる。明後日の夕方、例の居酒屋来れるか?]

[わかりました。とりあえずその通り動いて報告しますよ。]

突然の謎の郁美の行動。

しばらく、本来の計画を休止して郁美の行動を探ることにした。
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