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郁美の真実 parallel story
第22章 〜再教育〜

ラブホテルのロビーに入ると、義彦がためらうことなく部屋選択のボタンを押した、なにか黒い感じの色のパネルだったのしかわからなかった。
郁美は部屋に連れて行かれるまでの間、不安に駆られながら考えていた。
(いつ解放されるんだろう....)
義彦の郁美に対する性的行為は、いったん始まると、毎回執拗に長時間続くことが多かった。
ふと郁美が腕時計を見ると、時刻は22時10分だった。
部屋の扉に着くと、郁美は先に部屋に入るよう義彦に促された。
部屋に入って中の様子を見ると、恐怖心に駆られた。
なにか得体の知れない器具がいくつも置かれている。
普通の部屋ではなかった。
郁美は恐怖をこらえながら、アタッシュケースを運び込む義彦に声をかけた。
「ね、ねえ....お兄ちゃん?あのね、明日も仕事だから、何時ごろ....」
そう言いかけた瞬間、義彦は手を止め、血相を変えて郁美に走り寄ると郁美のみぞおちに拳を撃ち込んだ。
郁美は部屋に連れて行かれるまでの間、不安に駆られながら考えていた。
(いつ解放されるんだろう....)
義彦の郁美に対する性的行為は、いったん始まると、毎回執拗に長時間続くことが多かった。
ふと郁美が腕時計を見ると、時刻は22時10分だった。
部屋の扉に着くと、郁美は先に部屋に入るよう義彦に促された。
部屋に入って中の様子を見ると、恐怖心に駆られた。
なにか得体の知れない器具がいくつも置かれている。
普通の部屋ではなかった。
郁美は恐怖をこらえながら、アタッシュケースを運び込む義彦に声をかけた。
「ね、ねえ....お兄ちゃん?あのね、明日も仕事だから、何時ごろ....」
そう言いかけた瞬間、義彦は手を止め、血相を変えて郁美に走り寄ると郁美のみぞおちに拳を撃ち込んだ。

