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郁美の真実 parallel story
第23章 〜覚醒のはじまり〜

「郁美!なにをしてるんだい?それでは郁美の身体がよく見えないだろう?」
郁美はまたビクッと身体を震わせたが、それ以上の抵抗策もなくうつむきながら両手を股間から離した。
すると、すぐに義彦が反応する。
「んん〜!?」
そう言ってすぐに郁美に走り寄ってかがむと、顔を郁美の股間に近づけた。
「郁美ぃ〜、コレはなんだい?」
「誰にこんなことされたんだい?」
「ち、ちがうの‼︎自分でしてるの‼︎」
「....」
義彦はしばらく沈黙していたが、やがて肩が小刻みに震えているのがわかった。
「あいつだな!SEなんだな?!」
「ぼ....僕の郁美に勝手なことを....」
「ち、ちがう!!ほんとに自分で処理してるだけよ!!」
「ウルサイっ!!」
「本当のことを言え!!」
義彦はそう叫ぶと、郁美の首を両手で締めあげた。
「ゆ....許して....許してください....な、なんでもしますから....お願い....」
もう義彦に何を言っても危険なだけだった。
夫には申し訳ないが、もう、義彦が疑う通り、夫にパイパンされたことにしておくしかないと思った。
義彦が手を緩めて再び怒鳴る。
「じゃあ言え!!SEのやつにやられたんだな‼︎」
郁美はただうなずくしかなかった。
「勝手なことをぉ〜....」
「わかった....つらかったね....郁美、僕が助けてあげるから....」
そう言うと、また義彦は郁美を抱きしめてささやいた。
「郁美、SEなんていうかバカで無能な男はただの飾りに過ぎないんだ....世間を騙す為の形式的な存在だ....君の主人はずっと僕さ....君が子どものときからね....いいかい....?」
郁美はまたビクッと身体を震わせたが、それ以上の抵抗策もなくうつむきながら両手を股間から離した。
すると、すぐに義彦が反応する。
「んん〜!?」
そう言ってすぐに郁美に走り寄ってかがむと、顔を郁美の股間に近づけた。
「郁美ぃ〜、コレはなんだい?」
「誰にこんなことされたんだい?」
「ち、ちがうの‼︎自分でしてるの‼︎」
「....」
義彦はしばらく沈黙していたが、やがて肩が小刻みに震えているのがわかった。
「あいつだな!SEなんだな?!」
「ぼ....僕の郁美に勝手なことを....」
「ち、ちがう!!ほんとに自分で処理してるだけよ!!」
「ウルサイっ!!」
「本当のことを言え!!」
義彦はそう叫ぶと、郁美の首を両手で締めあげた。
「ゆ....許して....許してください....な、なんでもしますから....お願い....」
もう義彦に何を言っても危険なだけだった。
夫には申し訳ないが、もう、義彦が疑う通り、夫にパイパンされたことにしておくしかないと思った。
義彦が手を緩めて再び怒鳴る。
「じゃあ言え!!SEのやつにやられたんだな‼︎」
郁美はただうなずくしかなかった。
「勝手なことをぉ〜....」
「わかった....つらかったね....郁美、僕が助けてあげるから....」
そう言うと、また義彦は郁美を抱きしめてささやいた。
「郁美、SEなんていうかバカで無能な男はただの飾りに過ぎないんだ....世間を騙す為の形式的な存在だ....君の主人はずっと僕さ....君が子どものときからね....いいかい....?」

