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郁美の真実 parallel story
第24章 〜歪んだ愛の烙印〜

「あ..あん...痛いっ....痛いよ....」
郁美が思わず声をあげるのだが、なおも義彦は続ける。
「ごめんね郁美....でもね....あいつが許せないんだ....郁美の身体を勝手にこんなことにして....」
「僕だって....僕がしてあげたかったんだ....」
「僕だって知ってたんだ....郁美をこうしてあげれば美しいことを....」
「なのにあいつが....僕の郁美に勝手に....」
そこでやっと義彦が郁美の恥部から指を離した。
郁美のそこは紅潮し、義彦の指で強くつねった痣が残っていた。
すると、その痛々しい痣を、まるで他人がつけたかのように義彦がいたわり始める。
「ああ....郁美....痛かったね....」
そう言いながら郁美のふくらんだ丘を撫でる。
しかし、やはりそこからも義彦の狂気は止むことがなかった。
自らが郁美に残した痕跡を見て恍惚としている。
「でも....これはいい....僕が郁美に残した愛の形だよね....」
「ああ....これなら僕はいくらか嫉妬から解放される....もっと....もっと僕の痕跡をつけて欲しいかい郁美....?」
郁美はすでに正常な判断がつかなくなりかけていた。
しかし、義彦が見当違いの嫉妬から、夫に憎悪の念を抱いている様を見て、ただ、恐怖を感じていた。
これ以上夫に憎悪を抱かれては危険だと思った。
郁美は一歩踏み込んで、義彦に迎合することにした。
郁美が思わず声をあげるのだが、なおも義彦は続ける。
「ごめんね郁美....でもね....あいつが許せないんだ....郁美の身体を勝手にこんなことにして....」
「僕だって....僕がしてあげたかったんだ....」
「僕だって知ってたんだ....郁美をこうしてあげれば美しいことを....」
「なのにあいつが....僕の郁美に勝手に....」
そこでやっと義彦が郁美の恥部から指を離した。
郁美のそこは紅潮し、義彦の指で強くつねった痣が残っていた。
すると、その痛々しい痣を、まるで他人がつけたかのように義彦がいたわり始める。
「ああ....郁美....痛かったね....」
そう言いながら郁美のふくらんだ丘を撫でる。
しかし、やはりそこからも義彦の狂気は止むことがなかった。
自らが郁美に残した痕跡を見て恍惚としている。
「でも....これはいい....僕が郁美に残した愛の形だよね....」
「ああ....これなら僕はいくらか嫉妬から解放される....もっと....もっと僕の痕跡をつけて欲しいかい郁美....?」
郁美はすでに正常な判断がつかなくなりかけていた。
しかし、義彦が見当違いの嫉妬から、夫に憎悪の念を抱いている様を見て、ただ、恐怖を感じていた。
これ以上夫に憎悪を抱かれては危険だと思った。
郁美は一歩踏み込んで、義彦に迎合することにした。

