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郁美の真実 parallel story
第30章 〜早紀の告白〜

約束は19:00だったが、15分ほど早く約束の場所に着くと、すでに早紀がきていた。
「早紀さん、早いですね、待たせちゃったかな?」
寒空の下、結構早めに来て私を待ってくれていたのか、早紀は鼻が赤くなっている。
「いいえ、いま来たところよっ!」
「でも、鼻が赤くなってますよ?」
「もー。寒いから早く中入りましょ」
「そうします。」
とりあえず某大手のカラオケ店で部屋に入り、飲みものを注文する。
「早紀さんは何飲みますか?」
「あ、ありがとう、ゴメンね、ビールにする。」
電話で注文を終え、ふと早紀のほうへ体を向けた瞬間、早紀が猛ダッシュで私に抱きついた。
ゴン。
突然のことで、そのまま早紀を抱き締めるのだが、ソファに仰向けに倒れたあと、そこそこの勢いで後頭部を壁に打ちつけてしまった。
「早紀さん、早いですね、待たせちゃったかな?」
寒空の下、結構早めに来て私を待ってくれていたのか、早紀は鼻が赤くなっている。
「いいえ、いま来たところよっ!」
「でも、鼻が赤くなってますよ?」
「もー。寒いから早く中入りましょ」
「そうします。」
とりあえず某大手のカラオケ店で部屋に入り、飲みものを注文する。
「早紀さんは何飲みますか?」
「あ、ありがとう、ゴメンね、ビールにする。」
電話で注文を終え、ふと早紀のほうへ体を向けた瞬間、早紀が猛ダッシュで私に抱きついた。
ゴン。
突然のことで、そのまま早紀を抱き締めるのだが、ソファに仰向けに倒れたあと、そこそこの勢いで後頭部を壁に打ちつけてしまった。

