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郁美の真実 parallel story
第30章 〜早紀の告白〜

ひとしきり早紀とのセックスが終わると、例によって冷静さを取り戻した私は、早紀を後ろ手に縛っている帯を解いた。
「痛かったですか?意地悪し過ぎてしまいました」
両手が自由になった早紀は、無言で私に抱きついてきた。
私はしばらくなにも言わずに早紀を抱きながら頭を撫でていた。
早紀はさらに強く私にしがみつくのだったが、黙ったままだった。
しばらくの沈黙を破り、早紀が私の顔をのぞきこむようにして言った。
「私のこと....嫌いになった?」
「キライに?なんでですか?」
「だって....私....ヘンだったでしょう?」
「?かわいかったですけど?どのへんがヘンですか?」
「私、ホントはこんなんじゃないのよ」
「....ううん....これがホントの私なんだけど、誰にでもこんな私になるわけじゃないの....」
「あなたには、自分の全てを見せてもいいと思えてしまう....」
「どの辺がヘンな早紀さんでした?」
「意地悪ね!でも、その意地悪なところもいいの....意地悪してほしい....あなただと、いじめてほしくなっちゃうの」
「痛かったですか?意地悪し過ぎてしまいました」
両手が自由になった早紀は、無言で私に抱きついてきた。
私はしばらくなにも言わずに早紀を抱きながら頭を撫でていた。
早紀はさらに強く私にしがみつくのだったが、黙ったままだった。
しばらくの沈黙を破り、早紀が私の顔をのぞきこむようにして言った。
「私のこと....嫌いになった?」
「キライに?なんでですか?」
「だって....私....ヘンだったでしょう?」
「?かわいかったですけど?どのへんがヘンですか?」
「私、ホントはこんなんじゃないのよ」
「....ううん....これがホントの私なんだけど、誰にでもこんな私になるわけじゃないの....」
「あなたには、自分の全てを見せてもいいと思えてしまう....」
「どの辺がヘンな早紀さんでした?」
「意地悪ね!でも、その意地悪なところもいいの....意地悪してほしい....あなただと、いじめてほしくなっちゃうの」

