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郁美の真実 parallel story
第32章 〜早紀、小学6年生 迫る黒い霧〜
すると、先ほどのスーツ姿の男のMCが入る。

「さて、本日最初の催しのスタートです!」

「この催しの企画は、みなさんもよくご存じの某一流都市銀行の役員様です!」

「ご登場いただいた『捧げ』は、新鋭の某アパレルブランドをご経営のお嬢様です!」

「さて、ルールでございますが....なんと悲しいことか、ほとんど決まりはございません」

「お嬢様はとにかく30分間、ご自身の身を守らねばなりません」

「途中、耐えられない場合には、お渡ししているスイッチを押していただければ終了となります」

「しかし....それではお嬢様のご希望が叶いません....」

「今回のルールでは、お嬢様が企画者様の銀行に融資希望を出されている3億円が賭かっているのです!」

「30分間お嬢様が耐え続けられれば100パーセントのご融資となりますが、それに満たない場合は、ご融資金額がパーセンテージに応じて減額されてしまうのです!」

「耐えた時間1分当たり、なんと1千万!」

「悲しいことに、お嬢様の会社は、現在存続の危機にあるとお聞きしております」

「なんと悲しいことでしょう!お嬢様は耐えなければならないのです!」

「さて、このお嬢様に立ちはだかるのは、こちらの仮面のお三方!」

「今回のご参加についてはオークション形式となりました」

「お三方ともかなりの高額で参加を射止められました」

「観覧の皆様にも悔しい思いをされている方が多数いらっしゃると思いますが、ここはお三方の立ち回りを拝見することといたしましょう!」

「それではスタートです!!」

催しとやらが始まった。

MCの説明で、なにやら仕組みは理解した早紀の父親であったが、具体的に、これからなにが起こるのかは想像できないでいた。

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