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郁美の真実 parallel story
第32章 〜早紀、小学6年生 迫る黒い霧〜
早紀は自分の中に強引に差し込まれるモノから、自分の身体がメリメリと音を立てているかのように破壊されているのを感じた。

鈍い痛みは、やがて激痛に変わる。

「あ....ああっ!!パパっ!!やめて!痛い、痛いよ!!」

「我慢するんだっ!!」

「早紀ぃ!!これは儀式なんだ!!」

「そのうちパパにこうしてもらうのが嬉しくなるっ!!」

「早紀はどのみち、結婚するまではパパとこうして行くんだっ!!」

「受け入れなければダメなんだっ!!」

「やぁあああ!!パパっ!!痛い!!許してっ!!」

泣き叫ぶ早紀に、父親は穢れた肉棒を奥まで差し込み、早紀の幼い秘部からは血が流れた。

それでも容赦なく、肉棒は激しく出し入れされ、やがて早紀は気を失った。

早紀は意識を失い、目覚めると翌日の朝になっていた。

目を醒まし、悪夢をみたのだと思いたかった....

しかし、腹部に残る鈍い痛みと、幼い秘部のヒリヒリとした痛みが、悪夢が現実であったことを早紀に思い知らせるのだった。

早紀が放心状態のままベッドを離れられずにいると、早紀の父親が部屋に訪れる。

「早紀、朝だよ、そろそろ支度をしなければ」

これまで父が早紀を起こしに部屋に訪れたことなどなかったのに。

「は、はい」

ふと我に返ったように起き上がる早紀に父親が囁いた。

「早紀....わかっているね....パパとの秘密は守らなければいけないよ」

「....はい」

今はそう返答するしかなかった....
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