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郁美の真実 parallel story
第32章 〜早紀、小学6年生 迫る黒い霧〜
早紀は、Fの別荘へ2日間滞在することとなっていた。
日中は、Fの所有するクルーザーに乗せられ、沖合へのクルージングに連れ出された。
普段それほど船に乗るといったことのなかった早紀にとっては、楽しいことになってもいいのだろうが、ただ、逃げ場のない場所に連れ出されている感覚であり、不安なだけであった。
船上では、案の定、Fたちが奇妙なことを言い始める。
「早紀ちゃん、船の上ではしぶきがかかって濡れてしまう」
「おじさんが水着を用意しておいた」
「船室でこれに着替えてきなさい」
早紀はFに袋を手渡さると「はい」とだけ返事をして船室に入った。
早紀が手渡された袋の中を見ると、とても水着が入っているとは思えないほどわずかな布状のものしか入っていない。
なにかの間違いかと思いながら、その白い布状のものを取り出すと、確かにそれはビキニらしきものだったが、布の部分は極小で、ほとんど紐状のものだった。
それでも早紀は、それを身につける以外には選択肢がないのだと諦め、それらを身体に着けるのだった。
年齢の割に発育のいい早紀の胸は、ただ言い訳程度に乳首だけが隠れているといった感じで、下半身に至っては、なにも隠れていないというぐらいのものだった。
早紀はそんな姿にさせられると、うつむき、両手で身体を覆い隠すようにしながら船室を出た。
「おおお!早紀ちゃん!大人っぽいじゃないか、こっちにおいで!」
F専務ははしゃいでいる様子だった。
「頭取、どうですかな、この早紀ちゃんの姿は?!」
頭取と呼ばれる男は、ニヤニヤとしながら早紀の身体を舐めるように視姦すると
「これは、クルージングどころではないな、もう味わってしまおうか」
などと訳のわからないことを言うのだった。
「頭取、それはまた夜までお待ち下さい、色々と準備しておりますので」
「そうか、今は我慢して早紀ちゃんのかわいい姿をみて愉しむにとどめておくか」
2時間ほどクルージングすると、早紀は再び着替えるよう命じられ、別荘へと戻った。
日中は、Fの所有するクルーザーに乗せられ、沖合へのクルージングに連れ出された。
普段それほど船に乗るといったことのなかった早紀にとっては、楽しいことになってもいいのだろうが、ただ、逃げ場のない場所に連れ出されている感覚であり、不安なだけであった。
船上では、案の定、Fたちが奇妙なことを言い始める。
「早紀ちゃん、船の上ではしぶきがかかって濡れてしまう」
「おじさんが水着を用意しておいた」
「船室でこれに着替えてきなさい」
早紀はFに袋を手渡さると「はい」とだけ返事をして船室に入った。
早紀が手渡された袋の中を見ると、とても水着が入っているとは思えないほどわずかな布状のものしか入っていない。
なにかの間違いかと思いながら、その白い布状のものを取り出すと、確かにそれはビキニらしきものだったが、布の部分は極小で、ほとんど紐状のものだった。
それでも早紀は、それを身につける以外には選択肢がないのだと諦め、それらを身体に着けるのだった。
年齢の割に発育のいい早紀の胸は、ただ言い訳程度に乳首だけが隠れているといった感じで、下半身に至っては、なにも隠れていないというぐらいのものだった。
早紀はそんな姿にさせられると、うつむき、両手で身体を覆い隠すようにしながら船室を出た。
「おおお!早紀ちゃん!大人っぽいじゃないか、こっちにおいで!」
F専務ははしゃいでいる様子だった。
「頭取、どうですかな、この早紀ちゃんの姿は?!」
頭取と呼ばれる男は、ニヤニヤとしながら早紀の身体を舐めるように視姦すると
「これは、クルージングどころではないな、もう味わってしまおうか」
などと訳のわからないことを言うのだった。
「頭取、それはまた夜までお待ち下さい、色々と準備しておりますので」
「そうか、今は我慢して早紀ちゃんのかわいい姿をみて愉しむにとどめておくか」
2時間ほどクルージングすると、早紀は再び着替えるよう命じられ、別荘へと戻った。