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変態奴隷……中村もも
第3章 先生との秘密
敬太くんがいなくなって、
楽しい事も嬉しい事も何もなくなって
しまった。
私は何の目的もなく、学校に来て
誰とも話もしない。
玄関に着くと、先生が立って待っている。
そして、会議室に入れられて
外から鍵をかけられる。
私はこの学校全体から存在を
消されていた。
何もやる気も起きない。
ただ、ここにいなくちゃいけないから
いるだけ。
最初は先生も優しかった。
でも、春に先生が担任から外されたらしい。
私達の事件で親達が騒いで、
他の生徒も事件を起こしたらしい。
それで、先生は担任から外され
私の監視役になったらしい。
『俺の人生もめちゃくちゃだよ。お前みたいな
生徒がクラスにいなかったら、こんなことに
ならなかったんだ。どれだけ迷惑かけたら
気がすむんだよ!』