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変態奴隷……中村もも
第1章 ネグレクトとおじさん
ある日、ママと二人の時に
『もも、ここに座りなさい』
ママは何も言わずに、私の顔を
ビンタした……
『勝手に冷蔵庫の物、食べたでしょ!』
『おじさんが……食べようって』
『ママがどんな思いで働いてると
思ってるの?顔見たくないわ!』
口をガムテープを貼られて、
ベランダに出されてしまった。
その日の夜、おじさんが見つけてくれた。
『ももちゃんどうしたの?ママがやったの?』
『冷蔵庫のもの、勝手に食べたから……』
その日、初めておじさんとお風呂に
入った。
『可哀想に。こんなに身体冷たくなって。
ももちゃんはいい子だからね、ママが
おかしいんだから』
私はもう、おじさんだけが味方のような
気がしていた……