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片想い
第1章 片想い
美しい涼子さんの顔にベットリと白い粘液が付着している。涼子さんは、それを指ですくうと、

「これが精液か……」

黒目勝ちの瞳を輝かせながら、しげしげと見つめた。

「この中で真ちゃんの精子が泳いでるのね」

そう言ったあと、かわいい舌を出して、ペロッと舐めた。

「えっ、涼子さん、汚いよ」

「大丈夫よ、真ちゃん……ふーん、こんな味がするんだ。おいしい」

そのまま涼子さんは、ドキッとするほど色っぽい顔をして、精液の付いた指をしゃぶりだした。

卑猥に動く真っ赤な唇、ミニスカートからのぞく白い太腿、奥の方に黒い影がチラリと見えている……。

「涼子さん……」

いつもの清楚な涼子さんからは想像できない凄艶な姿に、僕の男としての欲望に火がついた。一度の放出では興奮が治まらず、硬くなったままだった股間のものが、さっき以上にカチカチになった。

涼子さんの中に入れたい!

僕の頭は、もうそれしか考えられなくなっていた。

僕は、涼子さんに抱きついた。

「えっ!?」

驚いたように涼子さんの目が大きく開いた。

「どうしたの、急に」

「涼子さん、僕……」

僕は、そのまま涼子さんをベッドに押し倒し、身体を重ねていった。

「真ちゃん、やめてっ」

涼子さんは、逃げようとしたが、年上といっても所詮は女の子だ。力で僕にかなうはずがない。僕は、涼子さんのほっそりとした足首を掴むと、強引に割くように開き、間に身体を押し込んだ。

「真ちゃん、それはダメ。お願いだから、やめてっ」

涼子さんが怯えた目で僕を見たが、かまわず僕は、股間を近づけると、カチカチになっているものを涼子さんの割れ目に当てた。

「真ちゃん……」

僕は、先端を擦りつけるようにして、さっき教えてもらった入口を探ると、ここぞとばかりに腰を前に突き出した。

「いやあっ」

涼子さんが叫び声を上げた。

しかし、僕のものは涼子さんの中に入らなかった。谷間を滑るように涼子さんの股間を滑っていった。

ちきしょう、失敗か。もう一度だ。

僕は、一旦、腰を引くと、再び先端を涼子さんの割れ目に押し当てた。

今度こそ、入れてやる。

僕が腰に力を入れようとした、その時だった。涼子さんの目から大粒の涙が頬を伝って落ちた。
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