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片想い
第1章 片想い
涼子さんの筋肉の緊張が解けると、

「今度は、涼子さんが上になって」

僕たちは、繋がったまま体勢を変えた。僕の上で涼子さんが腰を前後に振る。僕は、涼子さんの括れた腰を掴み、下から突き上げるように腰を動かした。

「真ちゃん、いいわ。私、またイッちゃいそう……」

「いいよ、涼子さん。好きなだけ、イッて」

「ああんっ、ダメっ、またイッちゃう……イクっ」

僕たちは、健一さんが見ていることも忘れ、様々に体位を変え、貪るように愛しあった。

僕たちが繋がったところは、二人の体液でビショビショに濡れていた。僕の肉棒には、白く濁った愛液がねっとりと、まとわりついていた。

やがて、僕にも限界が近づいてきた。僕たちは、再び正常位で繋がった。

「もう限界ですっ。出しますよっ」

涼子さんが目を開いた。潤んだ瞳を僕に向ける。

「あんっ、私もイッちゃう。真ちゃん、一緒にイキましょ」

「涼子さんっ」

僕は、涼子さんの口を吸いながら、最後のスパートをかけた。

頭の中で走馬灯のように、涼子さんに夢中になっていた日々の思い出が蘇る。

清楚な制服姿を見る度、その下を想像し、胸を熱くしていたこと……。

ブラウスに薄っすら映る下着にドキッとしたこと……。

宿題を教えてもらったときに嗅いだ身体の匂いに興奮し、思わず股間が硬くなったこと……。

涼子さんの裸を思い浮かべながら、初めて自分を慰めたこと……。

そして、あの日のこと……。

僕は、あのとき果たせなかった涼子さんへの想いをぶつけるように、腰を激しく振った。

「涼子さんっ……イクよっ」

「出してっ。私の中に思い切り出してっ」

僕は、涼子さんの腰を鷲掴みにして、肉棒を思い切り深く、子宮口の奥まで突き入れると、最奥まで届けとばかりに欲望を一気に吐き出した。

ビュッ!

勢いよく精液が迸り、涼子さんの子宮を撃つ。

「真ちゃんっ、イクうううっ」

涼子さんが、身体を大きくのけ反らせた。繋がった下腹部を僕に押し付けるようにして、腰を激しく痙攣させる。アソコが、僕のものを絞り上げるようにギュウっと締まった。

ドクッ、ドクッ、ドクッ。

僕の精液が涼子さんの子宮の中に吸い上げられていく。

ついに僕は、涼子さんへの想いを遂げた。

万感の思いに頭の芯を痺れさせながら、僕は精液を吐き出し続けた。
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