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片想い
第1章 片想い
やがて、全身から力が抜けていくと、涼子さんは、ふーっと大きなため息をついた。

「ごめんなさい。気持ちよくなっちゃった」

手で目を隠し、肩で息をしながら、気だるそうな声で涼子さんが言った。僕は、そのとき初めて涼子さんがイッたことがわかった。

すごい。女の人はイクとこうなるんだ。

僕は、初めて見る女の人のオーガズムの激しさに驚いた。

気分が落ち着くと、涼子さんはスカートの裾を整えて、起き上がった。

「真ちゃん、どうだった?」

そう聞かれても答えようがない。身体が興奮して異様に熱かった。股間もはち切れんばかりに膨らんでいる。早く出すものを出してすっきりしたい、僕の頭の中は、それで一杯だった。

「よかった?」

僕が答えないでいると、涼子さんのほうから聞いてきた。何がよかったと聞かれているのか、よくわからなかったが、僕はとりあえず頷いた。

「そう。じゃあ、次は真ちゃんの番ね」

「うん」

「ズボン、脱いで」

言われるまでもない。僕は、急いでズボンとパンツを脱いだ。すでにカチカチに膨らんだものが勢いよく飛び出した。先端から先走りの液が大量に流れ出し、袋の方までヌルヌルになっている。

「すごい。男の子ってこんなに大きくなるんだ」

目を細めながら涼子さんが言った。

「指くらいだと思ってたのに……。こんなに大きいのが入るのかな」

大きいと言われたのは、嬉しかったが、たぶん僕のは普通くらいだと思う。

「ちょっと触ってみてもいい?」

「いいよ」

涼子さんの細い指が、恐る恐るという感じで僕のものに触れた。

「ヌルヌルしてる。カウパー氏線液ってやつね」

買うパワ支線駅? なんだろう、それは……。

「すごく硬い! 海綿体が充血すると、こんなに硬くなるのね」

海面隊? また知らない言葉だ。僕が首を傾げるのをよそに、涼子さんは、納得したようにしきりとうなずいていた。

「先端は穴になってるんじゃなく、筋になってるのね。……ここは柔らかいんだ」

涼子さんが、亀の頭の部分を触った。僕の身体に電気が走る。

「あっ、涼子さん、そこはダメっ」

僕は、腰を引きながら叫んだ。
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