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君に熱視線゚
第7章 スポーツ大会
「大ちゃん!!いけぇ!!そこまできたんなら、君ならやれる!!」
苗の言葉に晴樹が目を見開く!
‥苗の奴なに、コイツを応援してんだよ!!
晴樹の表情が一層険しくなっていく
「今日は大ちゃんの為にスペシャル弁当作ってきたんだよだから頑張れ!!」
「え!?マジで!?」
夏目の表情が輝き始める!
「うん!大ちゃんの好きなエビチリいりだぁ!
食いたいかぁ!?」
「すげっ食いてぇ!///」
なぜか顔を赤らめ叫ぶ夏目を前に晴樹はムシャクシャしてくる──
「──…っ」
‥コイツなに赤くなってんだ!?苗も苗だ!‥あいつ、俺が誰の為に試合出まくってるかわかってんのかよっ!!!
夏目を懸命に応援する苗の声に苛立ちが募る‥
わけもわからず疼く胸の痛みを堪えながら晴樹は先制攻撃を仕掛けた。
折角のチャンスにアタックを仕掛けるが気分が乗らずいまいち決まらない。
『苗が俺の為に大好物のエビチリをわざわざ作ってくれた』
一方、そんな調子の上がった夏目は晴樹の攻撃を軽く受けて打ち返してくる。
──ピ!
試合終了!!──
審判の声に試合が打ち止めされた。
「22対17‥1年の勝ち!」